黛まどか「17文字の詩」タイトルカット
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まどかの夢が叶う焼餅 中国の旅=2=

 中国では、朝食以外の約15食すべてが中国料理でした。一口に中国料理と言っても、広東、四川、北京、宮廷料理…と、味わいはさまざま。お陰で全く飽きずに、美味しくいただくことができました。

 そんな中でも印象的だったのは宮廷料理。西太后が再建した清朝の離宮、北京の頤和園(いわえん)内にあるレストランでいただいたのですが、ラクダの肉丘の料理にはさすがにビックリ!(味は………)

 また、代表的な宮廷料理に、“焼餅(シャオビン)”というひき肉を挟んだ白いお饅頭のような料理があるのですが、これには不思議な逸話が……。ある夜、西太后が夢に見た料理を調理人に告げたところ、偶然にもその朝出てきた料理が、その夢に見た料理、つまりシャオビンだったというのです。それからシャオビンは、夢が叶う縁起のいい料理と言われ、中国では夢を叶えたいときに食べるのだそう。

 また、そのときは特別に“円夢焼餅”と呼ばれ、これはなんと“まどかの夢が叶う焼餅”という意味。おまけに、ちょうど私が「サンチャゴ巡礼に行きたい」という夢を話していたときに“円夢焼餅”が食卓に出てきたのです! なんだか偶然とは思えない、とても嬉しい出来事でした。

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