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壁一面にオシラサマ、その迫力に圧倒!
遠野物語=1=
柳田国男氏の著した「遠野物語」で知られる岩手県遠野市。娘と馬の悲恋から生まれた神様“オシラサマ”をはじめ、ザシキワラシ、カッパなど、幻想的なムード漂う民話の町を4回にわたってご紹介します。
昔の農家の姿を再現した「伝承園」では、伝統工芸の実演などを見ることができます。雪明りの差し込む窓辺で、イグサの籠やスゲの馬を編むおばあちゃんたち。昔ながらの機織機で麻織物を織っているおばあちゃんもいました。
同じく「伝承園」内にある染工房にて。主に遠野の植物を使った草木染めの糸や商品がいっぱい。中には、手染め、手紡ぎ、手織りで作られたというショールなどもありました。思わず、桜染めの帯上げを予約購入してしまった私……。
さらに「伝承園」内にあるオシラ堂にて。ここには、約1000体ものオシラサマが展示されていて、その迫力に圧倒。願掛けの人気スポットでもあるらしく、置いてある布(1枚100円)に願い事を書き、オシラサマにかぶせると願いが叶うとか。
「遠野物語」の中にも登場する北川家。こちらのお宅では、オシラサマを一般公開してくれています。ちなみに、私の頭の後ろにあるピンクの物体が、北川家のオシラサマ。右の籾袋と木は、小正月(1月15日)を祝うための“お作立(さくだ)”。これから、色とりどりのお団子や餅花が飾られます。
“コンセイサマ”と呼ばれる神様のご神体。モチーフは、どうやら男性の……。遠野には、あちこちにコンセイサマが祀(まつ)られていて、こちらは山崎のコンセイサマ。ご想像のとおり、子授けや安産、豊作の神様です。参拝のときは、頭をなでて柏手を打つらしいけど……。
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