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Photograph
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恋のおまじない…もちろん、私は!
遠野物語=2=
遠野は、寒さは厳しいけれど、雪はあまり降らない土地なのだとか。だけど、私が訪れたとき、遠野は珍しく雪景色。まだだれも踏み入れていない雪の中へ、マユズミが記念の一歩を記します!
今から約200年前、この地を襲った大飢饉の犠牲となった人々を供養するために彫られたという「五百羅漢」。悲惨な歴史があって作られた羅漢ですが、真っ白な雪に覆われたこの日の羅漢たちは、私にはむしろ安らかに眠っているように見えました。
五百羅漢への登り口にある「卯子酉(うねどり)様」。ここは縁結びに超ご利益があるという恋愛の神様。祠に売られている赤いリボンを左手だけで結ぶことができると、恋が成就するそう。私? 私は、もちろんOKでした!
同じく五百羅漢への登り口にある「愛宕神社」の石段。真っ赤な貸杖が雪を積もらせた石段に映え、思わずパチリ。こういう情景からいい俳句が生まれるんですよねぇ〜。ちなみに、神社に登る途中の坂からは、遠野一美しい月が眺められるのだとか。
雪の山道を登るワタクシ。温暖な湯河原育ちで雪に慣れていない私は、ときどき溝にはまったり……。けっこう悲惨……。
かつて姥(うば)捨て野だった「デンデラ野」。捨てられた老人たちは、ここに小屋を建て、自給自足の生活をしながら自然死が訪れるのを待ったのだという。夕刻の空に押し寄せるように垂れ込めた雪雲がおどろおどろしい。なんだか、死者の霊や怨念がまだそこに漂っているよう……。
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