エンドラン連発!多彩な攻めで甲子園初出場
【7月28日付紙面より】
札幌一が8−4で北海道尚志学園を破り、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。序盤からヒットエンドランを連発するなど多彩な攻撃を仕掛け、3回までに大量6点を奪取。先発全員の13安打をマークし、投げてはタイプの異なる3投手の小刻みな継投で逃げ切った。走攻守で絶対的な力を備えた90、91年は決勝敗退。長かった低迷期を乗り越えた。伝統の豪打に、勝負強さが加わった。
「9回裏2死となり、12年前のことを思い出した。選手がよくやってくれた」。菊池雄人監督(30)は目を潤ませた。90年夏、自らエースとしてチームを初の決勝へと導いたが、1点差で涙をのんだ。指導者として母校に戻り4年目、監督就任2年目でつかんだ悲願だった。バントを基本にした細かい戦術をミックスさせ、新しいチームカラーをつくり上げた。山川大志主将(3年)は「全員でつなぐ一高野球を見せたい」と夢舞台へ思いをはせた。
| Vへの足跡 |
◇地区大会
2回戦: 3−2立命館慶祥
3回戦: 8−0札幌北
4回戦:10−0札幌藻岩
◇南北海道大会
1回戦: 8−3岩見沢農
準々決勝: 7−5駒大苫小牧
準決勝: 4−1岩内
決勝: 8−4北海道尚志学園
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◆札幌一 1958年(昭和33年)創立の私立校。生徒数1378人。野球部は創立と同時に創部。現在部員数61人。主なOBに元ヤクルト高梨利洋(現サンワード貿易)ら。スキー、サッカー、バドミントン部などの活動が盛ん。所在地は札幌市豊平区月寒西1条9の10の15。木本省三校長。