エース乱調も逆転サヨナラ勝ち
【7月28日付紙面より】
佐久長聖が逆転サヨナラ勝ちで4年ぶり4度目の夏切符をつかんだ。8回裏0―5から3点をあげ2点差に。9回裏には同点としたあと、1死二、三塁から荻原義正捕手(3年)の二塁左への内野安打で優勝を決めた。
苦しい展開だった。前日(26日)の準決勝で1死も取れず降板の先発・野村健太投手(3年)は、この日も制球が不安定。4回先頭打者に6個目の四球を与え、失策を挟んで4安打4失点で降板。打線も丸子実の2投手リレーに7回まで無得点と嫌なムードだった。その逆境を中村良隆監督(60)と選手の信頼関係がはね返した。荻原は「監督を信じて振り抜きました」。不振でも先発に起用された野村も「監督には感謝しています」と涙。丸子実でもさい配をふるった41年目の名将は選手との固いきずなで、甲子園でも戦い抜く。
| Vへの足跡 |
2回戦:10−3大町
3回戦: 8−1岡谷南
4回戦: 7−5辰野
準々決勝: 9−2飯山北
準決勝:11−8東海大三
決勝: 6−5丸子実
|
|
◆佐久長聖 1964年(昭和39年)佐久高校として創立。野球部も同年創部。95年に現在の校名に変更。部員は94人(マネジャー2人)。過去の甲子園出場は春1回と夏3回、94年夏は初出場でベスト4。所在地は長野県佐久市岩村田951。北原明校長。