本拠地東京ドームで最後のあいさつ
巨人長嶋茂雄監督(65)が30日の本拠地東京ドーム最終戦で、“最後”のあいさつを行う。74年の引退試合で「わが巨人軍は永久に不滅です」の名言を生んだ長嶋監督の、野球人生のすべてをかけたメッセージとなる。中継する日本テレビでは30日の「巨人対横浜戦」に、史上最大の態勢で臨み、試合後のセレモニーまで完全中継する。日本中が、長嶋監督のあいさつに注目しそうだ。
長嶋監督は現役を引退する際、「巨人軍は永久に不滅です」の名言を残した。80年に第1期の監督を辞める際は「解任劇」で、セレモニーなどはなかった。30日の本拠地東京ドーム最終戦終了後に行われるセレモニーでのあいさつは、同監督のプロ野球人生の“最後”の言葉ともいえる。28日に、あと2試合を残して辞任会見を行ったのも、東京ドームでの最後の勇姿を全国民に見て欲しいという願いが込められていた。
巨人のホームゲームを全試合中継している日本テレビでは、球史に再び刻み込まれるであろう長嶋監督の名言名句を、史上最大の態勢で独占中継する。
30日は、試合はもちろん、引退セレモニーまで完全中継する。通常の巨人戦のカメラの台数は、天井カメラも含めて13台前後。この日は、ほかに複数台の長嶋監督専用カメラを設置。ダッグアウト内の監督の姿を、三塁側だけではなく、センターカメラも使って漏らさず中継。スタッフも通常の70、80人から、150人に倍増させる。
さらに、長嶋監督が自宅を出るところから、球場入りするまでをカメラが追跡。生中継の中、随所にこの日の監督の映像を盛り込む考えだ。実況は多昌博志アナウンサー、解説は江川卓氏。ゲストは未定だが、熱烈な巨人ファンであるSMAP中居正広(29)が、札幌ドームでの公演の合間を縫ってVTR出演することも検討されている。
また、ラストゲームをさらに盛り上げるために、午後3時からは緊急特別番組「ありがとう!長嶋監督 今夜感動の東京ドーム ラストゲーム(仮)」を編成する。長嶋ファンがスタジオに大集合。4打席4三振の鮮烈なデビューから、長嶋監督の野球人生を振り返る番組になる。日本テレビとしては、この日を長嶋監督一色にする構えだ。
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