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影の力〜福岡工大城東の親子の絆は強〜い!
3月23日(土)

 日で甲子園練習も終わり、今日は各校、練習日でした。

ヨシネーは、九州学院と、福岡工大城東の宿舎に取材に行ってきました!

 ずは、九州学院。主砲の千代永大輔クンは体調が悪くてお休み中。そこで、キャプテンの徳永健太郎クンにチームのことを聞いてきました。

右が、キャプテンの徳永健太郎クン。左はチームイチの打率、今大会出場選手中4位の打率5割4分の上野和彦クン。実は、そのかっこよさから上野クンファンの女の子が急増中だとか

 「実は…今は、ちょっとチーム状態がよくないんです…」えええ〜〜〜っ! 開口一番、そんな不安な言葉を口にした、徳永クン。秋季大会以後、実戦から遠ざかっていたため、このところ、練習試合になるとお互いのプレーを助けあう動きに欠けているのだとか。「一人一人がばらばら。まとまりがないんです。自分のプレーで精一杯。周りのことを考えられないでいる。思いやりがないです…」と、浮かない顔の徳永クン。この日も、練習後、宿舎でミーティング。外から見ていたコーチから、「練習試合の相手チームは、ピンチのときにみんなで声をかけあっていた。でも、うちのチームは全然ない。周りから見ても、ばらばらだぞ」と言われてしまいました。「九州大会で優勝して、周りからの期待が大きかった。それに対し、求められる質が高い。みんな知らないうちにプレッシャーを感じていたんでしょうね」新チーム発足後、監督に指名されてキャプテンになったという徳永クン。「メンバーでもなかったので、本当にビックリしました。今でも、僕が本当に九州学院のキャプテンなんだろうか、って思うことがあります」背番号10のキャプテン。自分でできることは何か−−「メンバーに余計な気遣いとかさせたくない。プレーに集中できるように、盛り上げたいと思います」と、選手たちを影で守り立て役に徹しています。今、キャプテンとして、チームをどうやっていい方向に向けたらいいのか、大きな壁に当たっているのかもしれません。

 「――まずは、目の前の試合を全力で戦う――ミーティングで全員の気持ちを統一させて戦いたい」徳永クンの悩みが、この初戦でスッキリ解決できますように…。頭を抱えている姿を見ながら、手をさしのばしたくなってしまいました。九州学院の試合は大会2日目。それまで、調整、がんばってね!

みんな普段は明るくて、いい子たちです! なんだか、すっかり選手たちのお兄さんになった杉山クン。甲子園での戦い方を知っているだけに、選手たちの心強い味方です

 て、次に行った福岡工大城東の宿舎では、懐かしい選手と再会しました。2年前のセンバツ。東海大相模の選手として優勝した杉山繁クン。現在は東海大の2年生です。なんと、福岡工大城東の杉山繁俊監督は、繁君のお父さんなのです。チームが甲子園に入ってからチームの助っ人として参加。相手チームのデータを取ったり、練習のノックや手伝い、そして選手のよき相談相手として、監督であるお父さんの右腕となって活躍中なのです。

 杉山監督は、東海大相模では2度の甲子園出場。東海大学、日産自動車でも、選手として活躍。88年、同校監督に就任しました。「お父さんの選手の記憶ってないんです。僕が覚えているのは、幼稚園の時くらいから。お父さんが福岡工大城東の監督としてがんばっている姿ですね」そんなお父さんの姿を見て育った繁クン。福岡から同じ道を歩みたい、と東海大相模、そして東海大に進学しました。「いつも、“がんばれ”としか言わない親父です。でも、2年前にセンバツ優勝したときは、甲子園まで応援に来てくれて、スタンドで泣いていたらしいです。うれしかったです」当時の繁君の印象は、控え選手で、練習でも試合でも、いつもベンチからおっきな声でみんなに声をかけていました。そのため、声はいつもガラガラ。「喉、大丈夫?」が、ヨシネーの繁クンへの合言葉。あの年は、例年になく寒いセンバツで、のど飴を差し入れしたことを覚えています。「親父は、いつも高校野球は、全員で戦うものだって言っていました。だから、僕もメンバーじゃなかったけど、チームのためにできること。それを精一杯やりました。だから、優勝したときは本当にうれしかったです」。福岡工大城東も、杉山監督の教え通り全員野球がモットー。「息子が手伝ってくれて、ものすごく助かっていますよ。百戦錬磨ですね。あとは、選手たちが甲子園で実力を発揮してくれるかどうか、です」。強い絆の親子に支えられた城東ナイン。どんなプレーを見せてくれるのか、楽しみです!


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