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負けてもさわやか〜! エガオがイチバン似合う、新湊ナイン!
4月1日(月)

 日の第2試合。尽誠学園新湊戦。0が続いたスコアボード。緊迫した投手戦でした。迎えた9回表、新湊のエース荒瀬啓介クンが2死から四球をきっかけに4連打を浴び4失点。張り詰めた緊張の糸がプツンと音をたてて切れたように見えました。でも、ベンチでは全員が満面のエガオ。そして大きな声で盛り上げていました。最後まであきらめないその姿。その裏には、2アウトから2点を挙げ、粘りの野球を見せてくれた新湊ナイン。試合後は負けても「全員野球、エガオの野球。自分たちのよさが出せました!」と、堂々とした選手たちの姿がありました。これまで、負けチームの取材でウルウル続きのヨシネーだったけど、負けてもさわやかな新湊ナインに、元気をもらっちゃいました!

 ――元気――新湊の選手たちのモットーでした。その中で一番の元気印が16番の須藤哲也クンです。入学からずっと杉本監督が体育の授業を担当。「“オマエは調子がいいときだけ、笑顔で元気いいな〜!”っていつもからかわれています」なんて苦笑い。でも、それが自分の持ち味。「甲子園では、負けているときも、勝っているときもエガオでいます!」そう、言ってグラウンドに飛び出していった須藤クンでした。

 試合は、残念ながら負けてしまいましたが、「今日はチームのために元気を発揮できました! ちょっとでも下を向きそうになったときには、元気に声をかけて上を向かせましたから」9回表。4連打を浴び4失点。「きわどい球がボールになって気持ちがキレてしまいました」とエースの荒瀬啓介クンが振り返るこの場面。伝令に走った須藤クンは、マウンドでみんなに言いました。「大丈夫や。2アウトだろ。エガオや、エガオ! ほら、エガオ。見せたろ!」

99年の新湊の逆転勝利の再来なるか〜! 先輩たちの伝統をしっかりと引き継いでの9回の粘り。夏もまた甲子園を駆け回って欲しいな!

 試合後、須藤クンはナインたちに声をかけました。「ようがんばった! 夏、またこような!」と。そう、満面のエガオで。「甲子園は気持ちよかったです。だって、そうそうこれるところじゃないでしょう。そこで、僕は持ち味のエガオを見せられた。それだけで満足です!」その一言で、ナインの肩の力が抜けていきました。「少しでも、間を取ってあげられたらって思いました。そしたらね、荒瀬がエガオを見せてくれたんです。なんだか、“任せとけ”って言ってくれたように思いました。よし、これでうちの野球がまたできる、って思いましたよ」この裏、粘りの野球で2アウトから2点を挙げられたのは、きっと、この9回表で、ナインが、いつものエガオを取り戻したのが原動力になっていたのでしょう。

 ちろん、夏もこのエガオ、見せてくれるよね!


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