全員でつかんだ優勝、報徳学園と、厳しい練習が導いた準優勝、鳴門工
4月5日(金)
報徳学園が優勝を決めました! なんと公式戦、22連勝です! 優勝を決めた瞬間、マウンドは報徳ナインの笑顔でいっぱいになりました。いつも底抜けに明るい報徳ナイン。これまでいつも彼らの笑顔を見てきましたが、そのどれよりも、輝いた笑顔がそこにはありました。
昨日の日記にも書きましたが、「大谷をラクさせてあげよう」が、みんなの合言葉でした。決勝前日。キャプテンの荒畑クンは全員に言いました。「あとひとつ。全員で頑張ろう」と。このチームのスタートは昨夏、準決勝で真田投手(現巨人)を擁する姫路工に負けたときでした。悔しさからの出発でした。エースの大谷クンは、それまでストレートいっぺんとうだったピッチングを、変化球を磨き、技巧派に。ヒマさえあればランニングをして、下半身をしっかりと鍛えました。ちょっと太めだった体も、15kgも体重が落ちるほどの練習量だったのだそうです。
「俺の今日の1本、見てました?」「いやー、俺の1本の方がえらかったやろー」いつも、試合後には、元気いっぱいに集まってくる選手たち。いつの間にか「報徳ワールド」に引き込まれていたっけ。大谷クンばかりが注目される中、チーム全員がこの大エースを支えたからこそ、成しえた全国制覇でした。
彼らの挑戦はまだ続きます。選手たちのでっかい目標。「四冠達成!」は、まだ途中。夏の甲子園優勝、そして国体優勝に向け、選手たちは、また元気いっぱいに走り始めました。
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試合後、すぐに学校へ優勝報告。選手たちを待っていたのは、でっかいケーキでした。全員でかんぱ〜い!
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この優勝には欠かせなかったエース大谷君(中心)。もちろん、チーム全員の力がなければ、大谷君の力も発揮できなかった。全員の優勝だよね!
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日本イチの笑顔を見せてくれた報徳ナイン。夏も頑張ってくれるよね?
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優勝まであと一歩及ばなかった鳴門工の選手たち。負けたあとの選手たちの顔は笑顔でした。充実感でいっぱいでした。
センバツ出場が決まったときの選手たちの目標は「今度こそは1勝」だったのだそうです。春、夏を通して29年間、勝利から遠ざかっていたからです。「とにかく校歌を1回歌おうじゃないか、と。1勝したあとは本当に無欲で戦ってきました」と、監督も振り返ります。
「甲子園1勝」そのために、今年は1月1日の朝9時から練習がスタート。その後、休みはなし。計4回、選手たちが恐れる「魔の合宿」もこなしました。砂浜でバス用の直径1m以上もあるタイヤひきなどのサーキットで下半身を強化。両手に2kgの鉄アレイを持って約8kmの山道ランニング。2泊3日で36時間の練習。辛くて泣き出す選手も。さらに食が細いという選手たちに、3食、どんぶり2杯のご飯を必ず食べさせました。昼食後はそれが胸につかえて気分を悪くする選手もいたそうです。
昨年6月からはメンタルトレーニングを取り入れる。パソコンでは選手のデータを管理。最先端の野球の傍ら、「努力、元気、根性、気合」と、精神野球も唱えました。
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「努力」――浪商戦のスクイズは、甲子園入りしてから全員でスクイズ練習に力を入れてきた努力の成果です。
「根性」――緒戦の酒田南戦、守りのミスで逆転を許してから、ネガティブになりそうな気持ちを根性で立て直し、再び逆転!
「気合」――関西戦、延長に入っても気を抜くな、気合が大事とベンチで言い合った結果の延長逆転勝利でした。
そして「元気」は、この決勝戦で、最後まであきらめずに、笑顔でプレーができたこと。高橋監督の教えは、しっかりと選手たちの野球に根付いていたのです。
メンタルトレーニングの一環で、試合中、回の合間に一人ずつベンチの前で大声で叫びます。「私はあらゆる面で強くなっている!」
甲子園の大舞台で確実に「強く」なった選手たち。これから目指す夏の大舞台は、また彼らを大きくさせてくれるに違いないでしょう!
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宿舎にて、ガッツポーズ! 監督から「よくここまで頑張った」と言われた選手たち。厳しい練習があってこそのこの笑顔なんだね!
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元気イッパイの鳴門工ナイン。この明るさを見ればわかるよね。みんな充実した春だったんだね!
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ほら、胸の準優勝メダルが輝いているでしょー。これ、結構重いんです。準優勝でも甲子園の歴史にしっかりと刻み込んだ。みんなの勝利です!
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