司会の有働由美子アナ 無事大役、ロングドレスも披露

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(2002年1月1日付紙面より)
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「第52回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、紅組司会の有働由美子アナウンサー(32)が無事に大役を果たした。白組司会の阿部渉アナ(34)とともに重責を務め上げた。ゲストからプライベート面を突っ込まれたが、無難にかわすなど、プロらしい進行で主役である歌手を引き立てた。司会はタレントに頼らない新しい紅白の形を生み出した。残念ながら紅組は敗れ、通算成績は26勝26敗になった。
局アナでは華やかさに欠けるとの前評判を、有働アナは見事にはね返した。衣装も開始時の赤い着物姿に始まり、紅のスパンコールに白のパンツ姿のほか、大胆に肩や背中の開いたセクシーなロングドレスも披露した。スポーツ取材の現場ではジーンズ姿であることが多い有働アナ。「サンデースポーツ」などでもスポーティーなスーツ姿が定着していただけに、紅白歌合戦の晴れ舞台では、出場歌手にも負けない存在感を見せつけた。
衣装だけでなく、司会ぶりでも動じなかった。圧巻だったのは、人気若手お笑いコンビ、キャイ〜ンのウド鈴木(31)と天野ひろゆき(31)が紅組の応援に駆け付けたシーン。有働アナそっくりのいでたちで登場したウドは「紅組司会者のウドーです」。対抗して有働アナは「私が紅組司会者のうどうです」。さらに有働アナが「それにしても似ていますよね」と話をふると、すかさず天野が「有働さんも変装は得意ですよね」ときつい一発を放った。
昨年、有働アナはプロ野球横浜石井琢朗の自宅から、かつらをかぶって変装して出てくるところを、写真週刊誌に撮られたことがあった。有働アナはちょっと表情をこわばらせたものの、キャイ〜ンと一緒にポーズを決めるなど、自分を犠牲にしてまで笑いをとり、プロ根性を見せた。
また、有働アナは阿部アナ、総合司会の三宅民夫アナ(49)とともに、連日深夜まで、歌手紹介のコメントを話し合った。特に、29、30日は深夜2時すぎまで、全54組の出場歌手について激論を戦わせた。構成作家の書いた台本だけではなく、自分たちが真心をこめてアナウンスできる紹介にしたかったからだ。
有働アナは終了直前には涙が止まらなかった。「すごい番組でした。普段、番組で泣くことはありませんが、感極まって泣いてしまいました」と話した。
◆有働由美子(うどう・ゆみこ)
本名同じ。1969年(昭和44年)3月22日、鹿児島県生まれ。神戸女学院大卒。91年にNHKに入局。大阪放送局を経て、94年に東京アナウンス室へ。趣味は華道、茶道、剣道など。血液型O。
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