21世紀最初の紅白歌合戦が12月31日、行われる。そのルーツは1945年(昭和20年)の「紅白音楽試合」。5年後の1951年1月3日、「紅白歌合戦」がスタートした。昨年の第51回まで、時代を彩るスターが続々登場した20世紀の紅白を、本紙紙面とともに振り返る。下の表の回数をクリックすると、詳細ページに飛べます。
◆第1回紅白 1951年(昭和26年)1月3日に放送された。当時、1時間番組で出場歌手は白組、紅組合わせて14組で、顔ぶれは故近江俊郎さん、故東海林太郎さん、二葉あき子、渡辺はま子ら。12月31日の大みそかの放送になったのは第4回(53年)から。
◆最多司会 白組では宮田輝の11回。1953年(昭和28年)、62〜67年、70〜73年に務めた。宮田さんは55、56年に紅組司会者も務めた。男性の紅組司会者は宮田さんが務めたこの2年だけ(宮田さんが会場から「男のくせに女の味方か」と怒鳴られたため、以降、紅組司会は女性だけになった)。紅組では黒柳徹子、佐良直美の5回。
◆最年少出場者 紅組は第48回(97年)に初出場したSPEEDの島袋寛子の13歳。白組は第5回(54年)の河野ヨシユキの11歳。ボーイソプラノでヨーデルを歌った。河野の記録は45年たった今でも破られていない。
◆最年長出場歌手 紅組は第40回(89年)に出場した織井茂子の63歳。白組は第40回の藤山一郎の78歳。同大会は昭和から平成に時代が変わった記念紅白で、昭和の名曲がズラリと並んだ。織井は「君の名は」、藤山は「青い山脈」を歌った。
◆連続出場記録 白組の1位は森進一の連続32回(68〜99年)で現在も記録更新中。2位は三波春夫の連続29回(58〜86年)。五木ひろしも連続29回(71〜99年)と記録更新中だ。紅組は島倉千代子の連続30回(57〜86年)がトップ。2位は水前寺清子の連続22回(65〜86年)、3位は小林幸子の連続21回(79〜99年)となっている。
◆欠場者 50回にわたって行われた紅白で、唯一欠場したのは、第7回(56年)の雪村いづみ。当時、3本の映画撮影を抱え、紅白当日にインフルエンザにかかり自宅で倒れた。親友の江利チエミが雪村のために、深紅のバラを胸に2つつけて「お転婆キキ」を歌った。ちなみに第2回では、出場予定の松島詩子が当日に交通事故に巻き込まれて出場不可能になった。だが、スタッフが越路吹雪の自宅へ出向き、越路を引っ張り出し代役に立てた。