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2001年(平成13年)度(01年4月〜02年3月)に放送された連続ドラマの中から優秀作品、優秀俳優を選ぶ「第5回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の主演男優賞は、フジテレビ「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜」で、ジャニーズJr.の滝沢秀明(20)に輝いた。今まではナイーブな美少年の役が多かったが、10代最後の同ドラマで、ケーキ職人という新しい夢を追うボクサーを、明るくヤンチャに演じ、俳優としての新境地を開いた。総数3万9643件の読者投票で1位を獲得した。
ジャニーズ先輩抑え「ビックリ」受賞 所属する東京・赤坂のジャニーズ事務所で表彰状とトロフィーを受け取った滝沢から、意外な答えが返ってきた。「本当にすごい偶然というか…僕でいいのかな? と話をいただいたときは思いました」。 毎年のことだが、01年度期も、少年隊の東山紀之(35)SMAP(スマップ)香取慎吾(25)KinKi Kids(キンキキッズ)の堂本剛(23)堂本光一(23)TOKIO(トキオ)の松岡昌宏(25)長瀬智也(23)ら、事務所の先輩が数多くのドラマで主演を務めた。そんな先輩たちを抑えての受賞に、驚き、恐縮するのも当然だったが、滝沢は「この賞に恥じないように頑張りたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。
「自分の中でも大きな仕事だと思っていました。無駄にはしたくなかった」。その言葉通り、演技のためにボクシングジムに通い、ケーキ好きを表現するため、第1話でケーキを21個食べる“難シーン”にも挑んだ。トレーニングで肩幅は3センチ広くなった。「月9は、チャンスだと思いました。ボクサーという体形じゃなかったのでジムに通い、違和感をドラマに出したくなかった」。俳優滝沢の演技にかける情熱だった。同グランプリの第1回で新人賞を獲得した少年は、確実に成長していた。 今までは、ナイーブな美少年役が多かったが、今回は、明るくはじけたヤンチャな役柄で、いわば新境地開拓でもあった。俳優としての意識も、大人のそれになった。「自分と監督の『ヤンチャ』の度合いが全く違っていて、納得いくまで話し合いました。実際は、あんなにうるさくないですけど…」と収録当時を思い返し、懐かしそうに笑った。
今年は、ジャニーズJr.の親友であり、ライバルでもある今井翼(20)とともに、ソロ歌手デビューが予定されている。グループが主流のジャニーズ軍団の中で、今後は、メンバーに頼れない“1人”の立場で歌手、俳優に挑んでいく。「不安はありません。20歳の1年間を、濃いものにして、最高の思い出をつくりたいです」。滝沢の新時代が始まった。【米村洋志】
各期アンケートの持ち点では「ルーキー!」の堂本光一が8798点、「ムコ殿」の長瀬が7297点、「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜」の滝沢が7860点と、接戦だった。明暗を分けたのは、今回から導入したインターネット投票分だった。滝沢が1万3570点、光一が1万1440点、長瀬が9419点。光一と滝沢の持ち点差938点がひっくり返り、滝沢が初の主演男優賞に輝いた。光一は、総合得点で1519点及ばず、3年連続で2位となった。
01年度は、10位までジャニーズ事務所のタレントが独占したが、決して人気先行ではなかった。前出の作品だけではなく、堂本剛の「ガッコの先生」松岡の「ナースマン」香取の「人にやさしく」など、完成度の高い作品ばかりで、アンケートでも各作品が性別、年代を問わず幅広い支持を得ていた。
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【注】(1)同順位は、4期に分け実施した主演男優賞候補を選ぶ読者投票の各期上位者計36人をノミネート者として、4月10日付芸能面で行った最終投票の得点です。(2)男女別、世代別順位を表す数字の左が電話投票、右がインターネット投票です。(3)局(東京キー局)の(N)はNHK、(日)は日本テレビ、(T)はTBS、(フ)はフジテレビ、(朝)はテレビ朝日。
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