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[バックナンバー]
第2回 「セブンティーンクラブ」静香
 消えたグループから羽ばたいた


セブンティーンクラブ写真
 芸能界で興亡が最も激しいのはアイドルグループだ。ピンクレディーやキャンディーズのように人気の頂点を極めて解散するケースはまれで、多くは線香花火のように一瞬輝いた後にフェードアウトした。

 だが、消えたグループが「スターの原点」になったケースは少なくない。15年以上前に誕生した「セブンティーンクラブ」と「リフラフ」がそれだ。このグループ出身の工藤静香(31)とSAM(39)は今も芸能界で輝き続けている。

 セブンティーンクラブは85年、雑誌企画「ミス・セブンティーン」で選ばれた3人娘で結成。工藤のほかに木村亜希(32)柴田くに子(31)といずれもスレンダーな美女だった。「ス・キ・ふたりとも!」で歌手デビュー、菓子のCMソングにもなったが年内で解散した。工藤はおニャン子クラブを経てソロデビュー、スターダムへと駆け上がっていく。その過程で、振り付けを担当したのがSAMだった。

 柴田は森丘祥子に改名してソロに転じたが、その後の活動は目立っていない。驚くのは木村だ。B・C・G(美少女カラフルギャング)を経てモデルになり活躍、昨年4月に巨人清原和博内野手(33)と結婚して時の人になった。 リフラフ写真

 「3人ともキュートな女の子だったが、柴田がいちばんキレイで印象に残った。だけど、売れたのは工藤と木村で、美人が必ずスターになる公式はないことを再認識した」とカメラマンの中村孝さん(53)。

 リフラフは歌って踊れる男性4人組として84年に「セクシー100度C」でデビュー、全員が髪の毛を金や茶に染めパンク風のファッションで人気を呼んだ。マルベル堂幹部もライブハウスでステージを見て「絶対に売れる」と確信した。プロマイドは売れなかったが、メンバーの丸山修がSAMとなってメジャーへと羽ばたいた。全員では人気の波に乗れなかったが、SAMが幹部の注目にこたえた。【小林秀夫】

 ◆1985年プレーバック セブンティーンクラブの結成されたこの年、日航ジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落、520人が死亡。プロ野球で阪神タイガースが21年ぶりに優勝。ヒット曲は小林明子の「恋におちて」。テレビ界ではテレビ朝日「アフタヌーンショー」がやらせ発覚で打ち切り。CMは「わたしはこれでたばこをやめました」が話題になった。

85年売り上げベスト10
女性
 (1)クラッシュギャルズ
 (2)岡田有希子
 (3)伊藤麻衣子
 (4)本田美奈子
 (5)斉藤由貴
 (6)伊藤かずえ
 (7)松本典子
 (8)原田知世
 (9)岡本舞子
 (10)伊藤つかさ
男性
 (1)チェッカーズ
 (2)松村雄基
 (3)JACブラザーズ
 (4)真田広之
 (5)逸見政孝
 (6)サリー
 (7)CCB
 (8)リフラフ
 (9)三田村邦彦
 (10)高野浩和

サインをプレゼント

 連載に登場したセブンティーンクラブ、リフラフのサイン入り色紙とプロマイドのセットを、マルベル堂80周年記念に、抽選でプレゼントします。申し込みの詳細は、日刊スポーツ本紙をご覧下さい。

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