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秘密兵器シチョフを使わないままアイルランドに完敗
アイルランド2{2−0、0−0}0ロシア ▽得点者【ア】リード、ロビー・キーン
シチョフはU−18での活躍が認められ、今回A代表デビューするはずだった。ロシア協会のザリホビッチ国際部長が「彼は将来が約束されている選手。ロシアのオーウェンだ。W杯? メンバーに選ばれると思うよ」と絶賛する逸材。モストボイ、カルピンら30代の選手が多いA代表になじませようと、今回の遠征に急きょ呼ばれた。ロマンツェフ監督も本気で使う気だった。しかし、展開を見て切り替えた。アイルランドが新戦力をどんどん試してきた。23人全選手を使う余裕を見せつけられた。だからこそ、切り札はどうしても伏せておきたくなった。 実力の7割も出してないだろう。それでもロシアの強さは十分感じ取れた。後半11分には13本ものパスをつないで、MFセマクがGKと1対1になる場面をつくり出した。モストボイ、カルピン、チトフ、アレニチェフらのパスの正確さは群を抜いた。DFオノプコは冷静で、FWベシャストヌイフのヘッドは強烈。後半出場した19歳のMFイズマイロフのドリブル突破は脅威だ。つけ込む点があるとすれば、運動量の少ないモストボイの守備と、DFコフトゥンの1対1の弱さか。気になる秘密兵器の存在とともに、ロシアに対する警戒は、さらに必要だ。(ダブリン=竹内智信)
◆アイルランド、バランス良
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