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<第12回>
鹿島MF青木剛

 

パスする。ドリブルしない。 青木剛

 ボランチをやる上で、パスの展開力が自分の特長だと思っています。試合の流れを変えるパスでは誰にも負けたくない。ワンタッチ、ツータッチでパスを出すのが自分のスタイル。トニーニョ・セレーゾ監督にも「少ないタッチでシンプルに」と言われます。だからドリブルはしません。ロングパスで勝負します。

 高校に入ってボランチになり、展開力にこだわりました。小学校はFW、中学では攻撃的MFだったので新鮮でしたね。(前橋育英の)山田監督に「ボランチはサイドチェンジが大事」と言われて意識しました。当時は居残りで軽く30分は練習していました。インステップでのストレートなボールが得意。40メートルの距離なら思った位置に蹴る自信もありました。

 相手の守備が速いプロでは、簡単にボールを出すことが大事です。その中でもキックの精度は自信を持っています。セレーゾ監督に何種類ものキックを実際に蹴ってもらい、勉強しています。ぼくら現役よりも全部がうまい。ブラジル代表のボランチですから。ノウハウを教えてもらえる環境は幸せですね。

 
 ◆青木剛(あおき・たけし)1982年(昭和57年)9月28日、群馬・前橋市生まれ。前橋育英から01年鹿島入り。同年3月のゼロックス・スーパー杯途中出場でJデビュー。同年5月の新装カシマスタジアムこけら落としの柏戦でリーグ戦初先発。現在は途中出場が多い。J1通算16試合出場。00年アジアユース準優勝。01年ワールドユース出場。182センチ、70キロ。
 
 


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