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<第22回>
浦和GK山岸範宏

 

止めるより打たせない 山岸範宏

 ゲームの中で、GKとしての存在感を示したいといつも思っています。声であったり、リアクションであったりしますが、集中力が切れているチームを引き締めるとか、そういうことが大事だと思います。

 スーパーセーブを連発するというのもチームを乗せると思うけど、GKが実際にボールに触っている時間はわずか。それ以外の時間の方が圧倒的に多いので、そこをどうやっていくかだと思っています。シュートを打たせないのが、一番いいわけですからね。

 声がよく通ると言われますが、声の大きさよりもコーチングの質の方が大事。ボールが動いている中でいかにシンプルに指示できるか。結局その方が伝わりやすいですね。

 今年は開幕してすぐにレギュラーになれたけど、3試合目でいきなりケガ(右ヒザじん帯損傷)をしてしまいました。ただ、W杯の中断があったのが不幸中の幸いでした。5万7000人が入った中での復帰戦の磐田戦(埼玉)はとてもうれしかったし、その分、負けて悔しかった。だから、この間磐田に勝ったのは良かったですね。ただ、最後に失点してしまったので、今度は完封したいと思っています。

 
 ◆山岸範宏(やまぎし・のりひろ)1978年(昭和53年)5月17日、埼玉県大里村(現大里町)生まれ。熊谷高から進学した中京大で00年大学選手権で日本一。関東、関西以外の地方大学として初の優勝という快挙だった。オフト監督に認められ今季からレギュラー。2カ月間の故障欠場をはさみ16試合に出場している。185センチ、84キロ。
 
 


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