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<135回>盛り上がる新潟の市民団体
W杯を市民の手で盛り上げようと、新潟では市民団体「ウェルカムにいがた! 2002」が活動している。大会期間中に新潟を訪れる外国人らを各種イベントで歓迎するとともに、自分たちも丸ごとW杯を楽しもうという団体。新潟を世界にアピールする機会ともとらえている。市民レベルでは国内10開催地に先駆け、昨年6月に発足した。 「会場に行かなくても、チケットがなくても(W杯を)楽しめれば」と阿部桂子会長(67=新潟市少年団体連絡会)は言う。ウェルカムにいがたに賛同しているのは現在33団体(9個人)。新潟青年会議所、新潟国際友好市民の会などのお堅いところから、山の下木遣(きやり)保存会、松浜太鼓保存会など伝統芸能を守る団体などまで多岐にわたる。それらがひとつになって、W杯期間中は新潟を世界との交流の場にする。 5月20日には、コンフェデ杯を盛り上げるためのイベント「にいがた水都(みなと)フェスタ」を新潟市と共催した。新潟市陸上競技場に1万1000人を集めた。新潟市民と新潟市在住の外国人とのサッカー交流など、21種のイベントを実施。「ウェルカム新潟! 2002」の賛同団体がそれぞれ得意分野で力を発揮した。会場では、新潟で日本代表と対戦したカナダ産のメイプルシロップをたっぷり使ったクッキーの試食会も行われた。 運営費は自主ねん出している。2月に作製したピンバッチ(原価300円)を500円で販売して運営資金にしている。新潟市のバックアップを受けているものの、資金不足は否めずビッグなイベント開催は無理だ。支えているのは会員たちのボランティア精神で、手作り企画で勝負。「会員が持ち寄った着物を外国からのお客さんに着てもらって、その写真をプレゼントするだけでも喜んでもらえるのでは」と阿部会長は言う。目指しているのは市民の、市民による、市民のためのW杯だ。【涌井幹雄】
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