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<140回>韓国タクシーの3者通訳システム
海外での移動で困るのがタクシー。運転手との会話が通じないと、行きたい場所に行くのも難しい。W杯を控える韓国では、この問題を解決するために「3者通訳」を考えた。タクシーに携帯電話のスピーカーフォンを搭載し、無料通訳サービスを実施。すでにソウル市が昨年5月29日から試験的に行っており、現在は約7万台走っている同市内のタクシーの中で、約1割の7849台が無料通訳サービスを行っている。 ソウル市庁運輸物流課の金弘植(キム・ホンシク)主任(39)は「昨年初め、韓国を訪れた外国人にアンケートした結果、言葉の問題を訴えた方が半数以上を占めていました。会議を重ね、3者通訳を始めることになったのです」と説明した。当初、運転手に英語と日本語の教育を行うなどで解決方法を探ったが、効果はなかった。そこでタクシーの中から通訳会社に直接電話をかけ、利用客、運転手、通訳の3者がスピーカーフォンに向かって同時に話をすることにした。 現在は午前7時から午後10時までサービスを行っているが、大会期間中には24時間対応する予定。今は英語、日本語、中国語だけだが、大会期間中はフランス語、ドイツ語、スペイン語にも広げる案がある。 また、通訳会社は外国人が独自で電話しても案内をしてくれる。番号は017(200)3000。案内が流れた後、1番を押すと英語、2が日本語、3が中国語となる。サービス料はソウル市が負担する仕組みになっており、通話料だけで案内が受けられる。現在は首都圏だけのサービスだが、大会期間中は開催都市10カ所で実施する予定だ。世界初の試みとなる「3者通訳」。年間1億2000万ウオン(約1200万円)の費用がかかるが、何倍もの利益を韓国にもたらすかもしれない。【盧載鎮】
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