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<141回>日韓交流
ソウル市の南にある「ソウル日本人学校」の生徒が日韓友好の懸け橋になる。日本の会社の韓国駐在員の子供が大半を占める同校の生徒は約400人。1996年5月31日にW杯日韓共同開催が決まり、両国の交流と親善を深めていく中で、同校は子供たちの活発な活動を通して民間レベルでの交流を深めていく方針だ。 同校の本格的な韓国との交流は、昨年からのホームステイがきっかけ。生徒たちが、韓国の家庭に泊まって伝統文化や食生活などを学んだ。逆に韓国の子供たちを日本の家庭に招待し、文化や生活習慣などを伝えた。お互いの家に泊まってその国の文化などを理解することで、民間レベルの本格的な交流が始まった。 3年前からは、毎年10月の「ソウル祭り」に参加。日本の祭りを韓国に紹介した。4年前からはソウル市内の初等学校(小学校)、中学校の3校ずつと提携を結んでいる。学校間の交流を通じ、日本の伝統的な遊びのすごろく、こま回し、折り紙などを紹介。遊びを通じて親交を深めた。南出満校長(54)は「以前は韓国の子供との接点がほとんどなかった。しかしW杯効果でしょうね」と話した。 以前は、学校の壁に落書きされることもあった。電車の中で日本語をしゃべると白い目で見られた。政府間で問題が起こると、学校の周りにデモ隊が現れて、囲まれたこともある。日本と韓国は複雑な歴史的背景があるため「仕方ない」とあきらめるしかなかった。しかし、共催が決まって少しずつ変わり始めた。同校長は「うちはソウルの日本人会や大使館の要望があれば、全面的に大会の成功のために協力するつもり。もちろん韓国で、です」。子供の活発な民間交流から「近くて遠い国・韓国」が最高のパートナーになる日も遠くない。【盧載鎮】
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