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<147回>仏のW杯基地は結婚式場
フランスサッカー連盟が来年のW杯に備え、早くも日本に運営の拠点を確保した。W杯期間中に同連盟の大会本部「クラブフランス2002」を設置する。その場所に選んだのは都内にある総合宴集会場、八芳園(港区白金台)だった。庭園などの施設、アクセスと、フランスならではの理由で選択した。 98年W杯を制したフランスは、1次リーグA組で3試合を韓国で戦うことが決まっている。だが韓国、日本と合わせ10を超える候補地を視察した連盟関係者は、日本でも有数の約5万平方メートルの広さを誇る八芳園の日本庭園を4度も下見。ベルサイユ宮殿のチェイルリー庭園など、古くから庭園文化を伝統としているだけに、国内外のVIP、スポンサーへの接待や歓談には最高の環境になると判断したという。 もっとも、庭園だけが理由ではない。本国への情報伝達の際にも、通信設備の面で韓国よりも優れている。1次リーグを突破すれば、決勝トーナメント1回戦を日本で戦う。決勝進出も想定して、決勝戦の会場、横浜国際総合競技場へは大会本部から車で約30分の距離。さらに近くにはフランスをはじめ各国大使館もあり、大会本部の運営上、便利な場所としている。 大会期間中は約800平方メートルの3階のフロアを借り切る。八芳園側では「9月に関係者が来日して、具体的な準備の指示があると思う」と話す。前回優勝国としてW杯予選を免除されながら、欧州選手権、コンフェデレーションズ杯優勝とW杯連覇へ順調な道のりを歩むフランス。世界最強をバックアップする連盟も、その準備に怠りがない。【久野朗】
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