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<148回>頑張る神戸

ボランティア志望者が順調に増加

 計3試合が行われる神戸で、ボランティア志望者が順調に増えている。18日に公表された各開催地のボランティア登録受け付け状況(15日までの集計)では、募集予定人員を上回ったのが横浜と神戸だけ。神戸はW杯日本組織委員会(JAWOC)のボランティアが募集予定1000人に対し1019人、開催地ボランティアが予定400人に対し624人だった。「まずまずの人数だと思います」と神戸のW杯開催推進室は手ごたえをつかんでいる。30日の締め切りまで、さらに数字を伸ばすとみられる。

 横浜はコンフェデ杯でも準決勝、決勝が行われ、W杯でも決勝の舞台となるだけに盛り上がりは当然といえる。しかし、神戸は会場となる「神戸ウイングスタジアム」完成も10月末という状況。自治体も9月末まで震災の復興記念事業に取り組んでいるため、準備の本格化もその後になる。10都市中2番目に多い募集状況は異例ともいえる。

 同推進室では「たしかに、震災の影響でボランティアに対する意識が他都市に比べて高いかもしれない。応募者以外でも問い合わせはかなり多いですから」と話す。今後は9月以降に登録者の実地研修を行い本番に備える。開幕後は新神戸、三宮などの主要駅に案内所を設置するほか、沿道の誘導などで運営に協力する。

 唯一の課題は国際Aマッチの開催など、会場でのシミュレーションがまだできていない点。しかし「公式のボランティア以外にも、NPO(非営利組織)などから協力したいという申し出は受けています。神戸の復興した姿を世界に見てもらいたいという思いがあるのでは」(同推進室)と心強い。みぞうの大災害を体験した神戸のボランティアなら、世界的祭典にも十分対応できるはずだ。【北村泰彦】



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