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<152回>多チャンネル多様映像
コンフェデレーションズ杯日本戦をテレビ中継したCSデジタル放送の「スカイパーフェクTV!」(スカパー)には、少し変わった映像があった。スタンド最上段から試合を見下ろすような画。見慣れない映像には違和感もあったが、ピッチ全体での選手の動き、ボールの動きがよく分かり、戦術分析などに最適な映像だった。もちろん、通常の映像でも放送された。2つのチャンネルを使い、1つの試合を全く違う角度から見てみようという試み。多チャンネルならではの挑戦だった。 来年の本大会では、4種類の映像が作られる。1番目は通常の映像。2、3番目は対戦する2国それぞれに向けた映像。チャンスシーンのスローVTRなどを入れ、そのチームを応援する人向けに作られる。そして、4番目がテクニカルな映像。ピッチ全体が分かり、戦術分析など玄人向けといえる。 来年の本番は全64試合を生中継する。スカパーの山本敏博コンテンツ事業本部長(43)は「映像があるのなら、そのすべてを流してみたい。コンフェデでの映像は、そのテストケースです」と説明する。多チャンネルだけに「大げさに言えば、いくらでも流せる。来年の大会期間中はいつテレビをつけても、W杯をやっている状態にしたい」と山本本部長は話した。 もちろん、地上波でも40試合は放送される。一般的なファンは、これで十分かもしれない。それでも「全試合を生で見たい」「違った映像でも見たい」という熱心なファンで観戦チケットを入手できなかった人にとって、多チャンネルは欠かせない。【荻島弘一】
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