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<153回>日本で観戦 買い物は韓国
「頭のてっぺんから足の先まで、そろわないものはない」。ソウル市の中心地にある東大門市場(トンデムンシジャン)の宣伝文句だ。韓国政府は今年を「韓国訪問の年」と決めた。金大中大統領自らテレビCMに出演することで、海外からの観光客に安全面の保証を強く印象付けた。物価の安さを前面に出し、W杯期間中に世界各地から日本を訪れるサポーターにも「帰りに韓国によって買い物をする」というイメージを今年から定着させている。 韓国がそれほど自信を持って物価の安さを強調するのは、東大門市場の存在だ。4万店が集まった同市場には1日平均200万人以上の買い物客が訪れる。その大半がソウル市民で、地元の住民が認めた安さは折り紙付き。繊維産業が発達している韓国だけに質の良さも保証できる。 しかも安い。メーカーさえこだわらなければ、日本の10分の1の値段で買えるものもある。例えばジーパンやポロシャツなど、日本で5000円以上するものが東大門市場なら5000ウオン(約500円)だ。W杯観戦者は、サッカー以外にお金をかけたがらない人が多いため、ほとんどの海外からの客がターゲットになる。「カカチュセヨ(まけてください)」と言えば、さらに10%程度は値引きしてもらえることもある。 大会期間中は、日韓を結ぶ航空機の便も大幅に増える。しかし、移動は試合のためだけとは限らない。同市場でサッカーグッズ関連の商売を営む申和哲(シン・ファチョル)氏(35)は「ここには何でもある。しかも日本よりも格段に安い」と豪語する。「日本で観戦して、買い物は韓国で」というファンも出てきそうだ。韓国は観光収入獲得にも真剣に取り組んでいる。【盧載鎮】
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