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<154回>大阪市が推進 中継駐車場
各開催地が頭を悩ませるのが輸送問題。交通網の発達した大阪でも例外ではない。長居スタジアムは駐車場スペースが約2500台分。他会場と比較しても少ない。「車で来てもらうと困る。輸送は地下鉄とJRに任せたい」と大阪市のW杯開催推進委員会。マイカー禁止と鉄道利用を求める告知を徹底させる方針だ。 同スタジアムの最寄り駅は大阪市営地下鉄・御堂筋線の長居駅とJR長居、鶴ケ丘駅。これまでも、Jリーグなどで4万人超の観衆は経験済みで、増便対応や群衆整理等は基本的に問題ない。ただ大阪でも開催される準々決勝のキックオフ予定時刻は午後8時半。Jリーグのナイターの午後7時開始を考えれば、かなり遅い。しかも延長、PK戦となれば終了は午後11時をすぎる。最終電車を遅らせるなどで対応もできるが、それでも問題は生じる。 心配されるのは、天王寺や梅田などの主要駅まで着いても、その先で乗り継ぎの電車がなくなるケース。対策として、市側は長居から20〜30分で移動できる範囲内での大駐車場確保に奔走中だ。「最低でも3000台。できれば5000台が収容可能なスペースはないかと探しているところです。それなら1万人の足は確保できる」と同推進委は説明する。場所さえ手配できれば、あとは駐車場までのマイカー限定利用を推奨する予定だ。 市営地下鉄でもすでに、5月の東アジア大会やJリーグ開催日に本番を想定して、帰り客を駅の各入り口に分散して誘導するなど、予行演習を行っている。本番には長居から1駅離れた西田辺駅(スタジアムから徒歩約15分)まで誘導する案も検討している。「本格的な対策は秋以降になりますが、世界中が注目する大会でとにかくミスは許されない」と長居駅でも万全の準備を強調。あと1年をきった本大会まで、警察や市側と意見交換を積み重ねていく。【北村泰彦】
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