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<157回>アクセス抜群 神戸の新地下鉄

街とW杯結ぶ新地下鉄「夢かもめ」七夕に開通

 神戸市内に街とW杯を結ぶ新しい地下鉄が七夕の7月7日、開通する。その名も「夢かもめ(地下鉄海岸線)」。三宮から新長田の全長7・9キロを走る。その中間点にある御崎公園駅で下車すれば、目の前にはW杯会場の神戸ウイングスタジアム(10月完成)が広がる。神戸市中心部からは約10分の距離。新スタジアムの建設ラッシュが続く国内で、アクセスの利便性はトップクラスだ。

 神戸では、W杯3試合が予定されている。試合当日は約5万人の人出を見込んでいる。神戸市交通局では「そのすべての人が地下鉄を利用するわけではないですが、定時制と安全性ではNO・1です」と自信を持って「地下鉄利用」を勧めている。

 コンフェデ杯では新潟会場でアクセス上のトラブルが発生した。移動手段がバスしかなく、サポーターがバス利用に殺到。渋滞も重なり、会場到着が試合開始に間に合わないサポーターが続出した。神戸では、そんな心配はなさそうだ。

 同線は、1994年(平成6年)に着工し、総工費2400億円を投じた。全国で3番目というリニアモーターシステムも導入。当然、W杯に向けた準備も着々と進んでいる。御崎公園駅では、W杯用の臨時改札口も準備。通常は10分間隔での運行となるが、試合当日は3分間隔での運行を予定している。

 同線の走るエリアは95年阪神・淡路大震災の被害が、最も大きい地区だ。同線の開通は同時に、W杯後の街の活性化も目指している。同交通局では「現在は1日平均8万人の利用を見込んでますが、もっと増えてくれれば……」。夢かもめのW杯での「活躍」は、神戸復興にもつながっている。【牧野真治】



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