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<161回>札幌ドーム警備に北海道警550人

野球とサッカー警備も違う 巨人戦の3倍の警備体制

 札幌ドームで行われたキリン杯の日本―パラグアイ戦には、北海道警が550人を動員し、ドーム内外の警備と周辺の交通規制にあたった。この人数は、6月26〜28日の巨人―中日戦の約3倍にあたる。大幅に増員した背景には、サッカーと野球の観戦スタイルの違いを重視したことがある。

 道警では今年4月に設置されたW杯警備推進本部の74人が中心となり、この日の警備のために数十回に上る会合を続けてきた。札幌ドームのオープンから約1カ月間は、ドーム前を走る国道36号の交通状況や人の流れのシミュレーションを繰り返した。道警は「野球は一方的な展開になったり、勝負が決まった雰囲気になると、帰るお客さんが多い。でもサッカーの場合は試合終了までほとんどの人が観戦し、一斉に帰る。野球とは違う大混雑になると考えました」と明かした。

 今回、ドーム内には爆発物捜索犬2匹、警察犬1匹も配置した。キリン杯の警備が最高の訓練になったという。また、フーリガン対策の一環として、私服警官も観客に交じってスタンドに陣取るなど、本番さながらの警備を行った。道警では「今回の警備を材料に、検証作業をしたい。このような状況ならば、W杯本大会では、さらに警備の人数を増やすことになりそうです」と分析していた。【藤中栄二】



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