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<166回>W杯マスコットがアニメになる

10代目マスコットが初のアニメ化

 02W杯の公式マスコット「ザ・スフェリックス」がテレビアニメと映画になって、大会を盛り上げることになった。66年イングランド大会から始まった公式マスコットは、98年フランス大会の「フーティックス」で9代目だが、アニメになるのは今回が初めてになる。

 国際サッカー連盟(FIFA)から委任されたペパーミント社(本社ドイツ)が30分26話の3Dアニメを製作中で、来年1月からの放送を目指している。映画(75分)は今年11月30日に完成する予定で来春の公開を目標にしている。

 物語の舞台はW杯のムードアップ権をかけた、サッカーに似たフェリックスボール・トーナメント。マスコットの所属する「アトモスチーム」と、W杯の壊滅をもくろむ「ヌルモスチーム」が対戦する。全世界の和合を主題に置きながら、主催国である日韓協力の意味も込められるという。

 アニメの中だけでなく、舞台裏でも日韓の若いエネルギーが協力していく。98年に設立されたばかりの韓国のスポーツマーケティング企業フィル・イン社が、放送権を獲得。日本でのパートナーには大手広告代理店ではなく、昨年設立された番組ソフトをプロデュースするナビードットコム社を選択した。

 ナビードットコム社の加藤栄芳社長(45)は「広告塔の意味を含め、世界的規模で子供の心をキャッチできるプロジェクトにしていきたい」と言う。フィル・イン社の李政勲プロジェクトリーダー(35)も「アニメによってW杯のムードが盛り上がれば」と、流ちょうな日本語で話した。日韓ベンチャー企業が融合し、マスコットに命を吹き込んでいく。【飯田玄】



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