ニッカンスポーツ・コムへ
インデックスサッカーTOP

【バックナンバー】

<167回>神戸ウイングスタジアムを新名所に

元PL球児の夢は神戸新名所

 甲子園を沸かせた元高校球児が、W杯の成功にひと役買うことになった。神戸の事業部営業第1課課長代理に配属された尾崎晃久さん(32)は、87年の甲子園で春夏連覇を達成したPL学園の野球部出身。二塁手のレギュラーとして、立浪(中日)片岡(日本ハム)野村(横浜)らと紫紺、深紅の優勝旗を手にした。今月1日にヴィッセル神戸の母体となった川鉄水島から出向してきた。

 「最初にヴィッセルに配属と聞いたときは、どうしようかと。何せ、野球しか知らないもので…」。PL学園卒業後も大学野球の名門近大、社会人の名門・川鉄水島の野球部で活躍を続けてきた。3年前に選手としては「引退」したが、ここまでの人生は、野球一筋だった。

 だが、切り替えも早い。現在、野球に傾けた情熱をサッカーに注いでいる。「来年にW杯があるっていうのは営業で言えば、チャンスだと思うんです。注目が集まるし、今はスポンサー集めに必死ですよ」。優勝メンバーならではの前向きな姿勢がある。営業での仕事をスムーズにするためには、サッカーの話題も欠かせない。神戸ではカズとサントスしか知らなかったという尾崎さんは毎日サッカーを猛勉強している。

 今年10月に完成予定のW杯会場「神戸ウイングスタジアムを神戸の新名所にしたい」と夢を膨らませる。W杯成功にひと役買うことになれば…。最近、母校の野球部では、暗いニュースが続いた。だが、名門野球部で培った向上心をサッカー界で生かす。【牧野真治】



・nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
Copyright2001,Nikkan Sports News.