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<171回>長居スタジアムがマイナーチェンジ

芝もシートもW杯使用にモデルチェンジ

 1次リーグの日本戦が行われる大阪・長居スタジアムが「W杯仕様」にマイナーチェンジする。同スタジアム以外の、日本開催9会場はすべてW杯のために新築かスタンド増築など、大幅な改修工事が加えられたもの。だが、長居も完全に「現状維持」で本番を迎えるわけではない。来年の開幕をにらんでマイナーチェンジの計画が進行中だ。

 まず、芝面積が変わる。現在のサイズは縦106メートル×横69・5メートル。これを110メートル×73メートルに広げる。拡張部分は現状では人工芝だが、選手の安全面を考えての国際サッカー連盟(FIFA)からの要望だ。人工芝の土台になっているコンクリート部分を10〜15センチ程度掘削して、細かく分割した天然芝をはめ込む。「芝生をスタジアム内で育てる時間もないので、別の場所で養生したものを埋めることになる」と同スタジアムは説明する。

 スタンドも一新される。一般客の座席(約4万5000席)をすべて取り外し、背もたれ付きシートに替える。各コーナー付近のスタンドにさくを設置して、4ブロックに分割する。これもすべてFIFAからの要望を受けてのもの。VIP席、メディア席数や電話回線も増やす予定で、世界的祭典を迎え入れるための準備が進められていく。

 改修時期は正式決定していないが、年度内に完成予定。ただW杯終了後はスタンドの座席以外は、すべて工事前の状態に復旧。「芝生もすべて取り外して元の人工芝に戻ります。スタンドのさくも同様です。すべてW杯のための改修ですから」と同スタジアム。一時的な「衣替え」ではあるが、ビッグイベントに向けての受け入れ態勢に余念がない。【北村泰彦】



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