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<239回>W杯代表を狙う選手たち/G大阪DF宮本恒靖
G大阪DF宮本恒靖(24)が、自己改造計画を進めている。U−17世界選手権以来、リベロとして各年代の世界大会に出場。「最終ラインの統率力」で高い評価を得てきたが、そこに「攻撃力」が欠けていたことに気づいた。 転機は昨年シドニー五輪だった。故障が影響したとはいえ、出場1試合に終わった。A代表でも控えに甘んじるようになった。来年W杯に出場するためには、どうすればいいか。答えは「バレージ(イタリア代表DF)のような攻撃参加が理想。1試合で必ず1度は見せ場をつくりたい」だった。自身に圧力をかけるためあえて公言した。 バレージは、大阪・生野高時代からあこがれの存在だった。身長は同じ176センチ。決して身体能力に恵まれていない点に共感した。進学高と片道2時間かけて練習に通ったG大阪ユースを両立しながら、深夜まで彼のビデオを見て研究していた。当時はあくまで、体格差を補う守備力を手本にしていたが、今は攻撃参加が最高の教科書。昨年5月末に、2泊4日の日程でセリエAブレシアの練習を見学した際も、状況さえ許せば果敢に攻め上がるDFたちに刺激された。 今、宮本は実戦はもちろん、紅白戦でも必ず1度は、相手のスキを突いてゴール前に詰め寄る。森岡、松田など、日本の最終ラインは層が厚い。逆転でレギュラーを獲得するには「バレージ宮本」を実現するしかない。【横田和幸】 ◆宮本恒靖(みやもと・つねやす)1977年(昭和52年)2月7日、大阪・富田林市生まれ。G大阪ユースから昇格し、プロ契約。93年U−17世界選手権、97年ワールドユース、98年アジア大会、00年シドニー五輪出場。国際Aマッチは、通算2試合。今年3月に同大経済学部を6年かけて卒業。8月1日に光子さん(26)と入籍。176センチ、70キロ。
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