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<245回>夢舞台を待つ選手たち/G大阪GK都築龍太
GKは最も入れ替えの少ないポジションだが、都築龍太(23=G大阪)はW杯本番までに逆転レギュラーどりの可能性を秘めている。強肩を生かしたスローイングによるフィードは、攻撃の起点となる。キック、キャッチング技術も安定している。それ以上の武器が「強心臓」だ。 6月4日コンフェデレーションズ杯ブラジル戦で国際Aマッチ初出場を「完封」で飾った。都築は前日の練習で、トルシエ監督の指示に不満の態度を示し、衝突したという。日本代表監督にケンカを売れる選手は、国内ただ1人かもしれない。それまで3番手だった立場が、その衝突とブラジル戦の結果を機に川口に次ぐ2番手に昇格した。内向的な選手が多い中で、都築の反抗心がトルシエ監督の目に留まった。 束縛、強制を嫌がる現代っ子の代表的な性格。トルシエ監督に過去、招集された代表に関し「試合に出られないなら、参加しても意味がない。休みたい」と公言していた。シドニー五輪予選では、監督に招集されたが試合では見向きもされなかった。 本人も「本大会は無理と思っていた」と振り返るが、最終メンバーに登録された。理想は「バランスのとれたGK」という。フランス代表バルテズは「前に出すぎるので嫌い」と一刀両断するなど、本心を包み隠すことはしない。来年のW杯はベンチ観戦では意味がない。あくまでもピッチに立つことだけを考えている。【横田和幸】 ◆都築龍太(つづき・りょうた)1978年(昭和53年)4月18日、奈良県生駒郡生まれ。平群中から単身で長崎・国見高入学。卒業後G大阪入り。U−18日本代表を皮切りに、シドニー五輪では最終メンバーに選ばれる。コンフェデレーションズ杯ブラジル戦で国際Aマッチ初出場。J通算43試合。185センチ、81キロ。
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