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<246回>夢舞台を待つ選手たち/東京V・DF中沢佑二
日本人離れした体格と運動能力。「ボンバーヘッド」と呼ばれるヘディングが、DF中沢佑二(23=東京V)の最大の武器だ。ヘディングだけで、練習生から日本代表へ。わずか1年で駆け上がった。代表入りして2戦目のアジア杯、シンガポール戦でヘッドで2得点。代表での存在を確固たるものにした。 トルシエ監督の期待もそこにある。故障で練習に参加できないのを承知で「食事だけでも」と24、25日の合宿に呼んだ。24日の夕食後、トルシエ監督から「代表としてチャンスは必ずある。パフォーマンスを落とさずに、ステップアップしろ」と諭された。中沢も「チャンスをつかむために、自分の特長を磨いていきます」と答えた。特長=ヘディング。まずは故障を治してからリーグ戦で結果を出していく。 中学時代からDF一筋。当時から180センチを超える長身で、空中戦で負けた記憶がないという。高校時代の実績はないものの、卒業と同時にブラジルに渡った。FCアメリカのジュニオール(21歳以下)に所属。「ハングリーさと、当たり負けしない体力を身につけた」。 セットプレーから豪快なヘディングシュートが魅力だが、中沢は得点よりもディフェンスを重視している。「相手FWに空中戦を支配されないこと。自分の仕事では負けたくない」。クールな男が闘争心をむき出しにする。 W杯を「夢であり目標」と言い続ける中沢が、ボンバーヘッドで夢を現実にする。【中村誠慈】 ◆中沢佑二(なかざわ・ゆうじ)1978年(昭和53年)2月25日、埼玉県生まれ。三輪野江小6年でサッカーを始める。三郷工技術高ではDF。卒業後、ブラジル・FCアメリカのジュニオールに1年間在籍。98年にV川崎(現東京V)の練習生として所属。99年に正式入団し、同年に日本代表入り。J通算76試合5得点。Aマッチ9試合2得点。187センチ、78キロ。AB型。
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