|
|
インデックス> サッカーTOP |
![]() | 【バックナンバ ー】 |
|---|
|
<249回>夢舞台を待つ選手たち/鹿島MF中田浩二
6月のコンフェデレーションズ杯1次リーグのカメルーン戦で、鹿島MF中田浩二(22)はロングパスで1アシストを記録した。左DFの位置から左足で相手DFの裏に約40メートルもの長距離パスを出し、鈴木の先制点を演出した。「一発で(ゴール前に)出すパスが、僕の中で一番の持ち味。止まったボールをうまく蹴る人はいる。でも僕は動いているボールを(正確に)蹴るのなら負けない」。 「昔からロングキックが好きだった」。後藤ケ丘中卒業まではFW。帝京高入学と同時に、長距離パスに目覚めた。小沼貞雄監督の指導で、ゴール前のFWに長いボールを蹴るメニューだけで1日1時間以上を費やすこともあった。パスの受け手から出し手に変わったが、マイペースな性格にもフィット。「パスを出す方が自分のペースに合った。他校の2倍は練習していた」(中田浩)。左足から繰り出す長距離パスは、当時すでに60メートル先まで正確に蹴ることができた。 鹿島入団も、当時チームにいた元ブラジル代表ジョルジーニョのロングパスにあこがれたからだ。当時は言葉も通じない世界的スターに、蹴り方を質問できるわけがない。その代わり、徹底的にジョルジーニョの蹴り方を観察し続けた。「自分はカーブをかけたキックしかなかったけど、ジョルジーニョは直線的なキック。最初は試合も出ていなかったし、ずっとまねして蹴って、できるようになった」。トルシエ監督が求めるDF像は攻撃的。最終ラインから一瞬にして得点チャンスを演出する、中田浩のロングキックは、代表に不可欠な存在になっている。【藤中栄二】 ◆中田浩二(なかた・こうじ)1979年(昭和54年)7月9日、滋賀県生まれ。神奈川・南戸塚小2年からサッカーを始める。小3で鳥取県米子市に引っ越し、義方(ぎほう)小、後藤ケ丘中から帝京高へ進学。97年、全国高校選手権準優勝。98年に鹿島入り。国際Aマッチは昨年2月5日のメキシコ戦でデビューし、通算17試合0得点。家族は父和夫さん(51)母恭子さん(48)兄和伸さん(25)妹久美子さん(20)。182センチ、74キロ。
・nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。 すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。 Copyright2001,Nikkan Sports News. |