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<251回>夢舞台を待つ選手たち/磐田DF服部年宏
欧州遠征こそ故障を抱えての参加となったが、服部は今季、日本国内では最も多く試合をこなしているプレーヤーだ。第1ステージ(S)14試合、第2S6試合、ナビスコ杯7試合。アジアクラブ選手権2試合。日本代表でも今季は8試合に出場。欧州遠征に選出された代表DFの中でのA代表キャップは最多の32。磐田とA代表を合わせて、すでに37試合に出場している。今季の遠征先をみても、フランス、スペイン、インドネシア、韓国などに上り、国内サッカー選手で最もタフな選手と言っても過言ではない。 今季、磐田は、アジアクラブ選手権で98年から3年連続決勝進出した。このアジアでの国際試合を加えれば、磐田が日本で最も試合数の多いクラブチームだ。その磐田の中でも、服部の丈夫さが一番という点で疑問をはさむ者はいない。同じ代表クラスの名波、中山、奥、藤田は、疲労、故障などの理由もあり、代表を出入りしたが、服部だけは00年8月16日のUAE戦から常に代表に名を連ねている。 磐田入団前の東海大時代はサッカー部ながら陸上の中距離選手としてスカウトされた。限られたピッチの中で90分間、短距離と長距離走を繰り返す。瞬発力と持久力を併せ持っている点も強みだ。8月15日のオーストラリア戦では、左サイドをオーバーラップし、後半8分に追加点。心肺能力、筋持久力のレベルの高さを証明した。どんなに強行な日程でも「やるしかないでしょう」が口ぐせ。心身ともに常人離れしたタフさで、日本代表を支える。【清水優】 ◆服部年宏(はっとり・としひろ)1973年(昭和48年)9月23日、静岡生まれ。東海大一高−東海大(中退)。トルシエジャパンの左サイドの縁の下の力持ち。フラット3の左で代表に定着。8月15日オーストラリア戦では左ウイングバックもこなして1得点。攻撃的な一面も披露した。A代表32試合2得点。父吉正さん(55)母和世さん(52)兄篤資さん(30)。178センチ、73キロ。
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