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コロラド大アメリカンフットボール部。今季全米ランク3位の強豪校だ。奨学金を得て入部できるのは、飛び抜けた才能を持つ一握りの選手だけ。その中にモーグル男子米国代表のジェレミー・ブルーム(19)がいる。
「今季は五輪があるから1年休ませてもらった。来季からはフットボールに戻る(大学との)契約なんだ」。175センチ、75キロの体はワイドレシーバーとしても小柄な部類。モーグルとの二刀流を実現していることからも、卓越した運動能力を持つことが推察できる。
今季のW杯開幕戦、12月1日のティーニュ(フランス)大会で3位に食い込んだ。自身初の表彰台で大きな自信をつかんだ。さらに地元米国で14日に行われた第2戦スティームボートスプリングズ大会でも3位に入った。総合ランク2位という堂々たる成績だ。「いいスタートが切れたと思う。夏のトレーニングの成果が出たかな」と、表情も明るい。
米国の五輪代表決定は、1月20日のレークプラシッドW杯が終わったあと。選考は表彰台に上がった選手が最優先される。「有利な立場にいるかもしれない」とは認めながら「でも米国には才能ある選手がたくさんいる。僕だって少し前まで“2軍”だったんだから」と慢心はない。
コロラド州ラブランドの出身。大学も同州デンバーにあるが、今は五輪会場近くのパークシティーに住む。「コーチがここにいるしね。ユタ州は第2の故郷だと思っているし、五輪にも特別な感慨がある」と目を輝かせる。
今季が終わればモーグルからも離れる。「スキーは好きだけどフットボールはもっと好き。NFLに行きたいんだ」。地元ブロンコスのファンという。10代最後の冬。雪のコブ上で華麗なタッチダウンを決められるか。【高宮憲治】
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