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今どきの「18歳」とはずいぶん違う。スノーボード・パラレル大回転の竹内智香(クラーク記念国際高3年)は、スキー関係の代表では国内最年少の現役女子高生。しかし、カラオケなどの遊びとはまったく無縁。生活の中心はもちろんスノーボードだ。
座右の銘は「一流の選手は一流の生活をしている」。学校のスノーボード部は起床午前6時、消灯午後10時30分が義務づけられている。練習は午前と午後の2回。自分のために使える時間はほとんどない。つかの間のオフも「体を休めるのも必要」と外出を控える。下宿先での母裕子さん(47)との電話も手短に済ませる。
学校もスノーボードのために替わった。当初は公立高校に通っていたが、単位取得の問題で長期遠征ができないなど活動が制限されることから、昨年3月、通信制のクラーク記念国際高に転校した。実家の旭川市を飛び出し、初めて下宿生活を送った。自分を追いつめ、技術を磨いてきた。
普通の高校生のような楽しみはないが、それを犠牲にしてスノーボードを始めた中学3年のときからの夢だった五輪を手に入れた。パラレル大回転の出場権は国際スキー連盟(FIS)のポイントランク35位以内。竹内は46位だったが、1カ国出場4人までの規定があるため、同一国で5人目以降の選手が除外され、繰り上がりの35位ギリギリで通過した。竹内は「これまでの努力を神様は見ていてくれたんだなあと思った」と感謝した。
1年間のうち半分以上は海外で過ごす。正月は一時帰国したが、17日にはW杯出場のため欧州に出発した。「まだまだ勉強するところはいっぱいあります」。世界の一流が集まる五輪への出場が決まっても、この18歳は自らを律することを忘れていない。【小林明央】
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