ソルトレーク2002 nikkansports.com index

Sports top
メーン 大会日程 全種目紹介 五輪情報 五輪連載 長野五輪



ショートトラック
楊陽

中国初金は陽(ヤン)ではなく揚(ヨウ)

 中国4000年の歴史をもってしても、まだ届かない目標がある。冬季五輪の金メダルだ。

 80年レークプラシッドから98年長野までの6大会で獲得したメダルは、銀10個、銅4個。特に4年前は銀6個を奪いながら、あと1歩で頂点には立てなかった。

 その悲願を達成する候補の一番手が、ショートトラック女子の楊揚(ヤン・ヤン=25)だ。世界選手権は総合5連覇中。今季5戦行われたW杯でも500メートル2勝、1000メートル1勝、1500メートル3勝を挙げた。序盤はブレードが合わずに苦しんでいたことを考えると、実際の実力は数字より上とみていい。

 「ソルトレークの目標は金メダル。全種目で狙いたい。チャンスはあると思う」。端正な顔立ちだが、発言は強気だ。長野大会でも優勝確実といわれながら、1000メートルは決勝で失格した。雪辱の機会を待つ4年間、女王の座を守り続けた。

 国家最初の金メダリスト争いのライバルは多い。英語表記では同じ「Yang Yang」となるショートトラックの同僚、楊陽も実力者。男子の李佳軍(リ・ジャジュン)も優勝候補の1人に名を連ねる。女子エアリアルの長野大会銀メダリスト、徐■■(※■は口に女)(シュ・ナンナン)は先週のW杯で2位に入り、復調の気配をみせる。

 だがこの中で最初に決勝種目を迎えるのは、2月13日の女子1500メートル。日程も楊揚に味方している。

 「大会が終わったら、新しいことに挑戦したい。スポーツ関係の仕事に就きたいと思ってます」とビジネスに興味を示し、08年北京五輪の成功に貢献したいという。海外転戦で身につけた英語が、そのときに役立つはずだ。【高宮憲治】

◆中国の98年長野五輪メダル(8個) 安玉竜=銀(ショートトラック男子500メートル)、李佳軍=銀(ショートトラック男子1000メートル)、ショートトラック男子5000メートルリレー=銅、楊陽=銀(ショートトラック女子500、1000メートル)、ショートトラック女子3000メートルリレー=銀、徐■■(※■は口に女)=銀(女子エアリアル)、陳露=銅(フィギュアスケート女子シングル)

・nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
Copyright2001,Nikkan Sports News.