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スノーボード
三宅陽子

エースはジェリーデザイナー

 ジュエリーデザイナーがメダルを目指している。女子スノーボード・ハーフパイプ(HP)の三宅陽子(27=USPジャパン)だ。昨春、スノーボードを通じてアクセサリー会社の関係者と知り合い、ジュエリーブランド「Happinist」を立ち上げた。デザインを担当しているが、基本は「自分が欲しいと思うもの」。三宅の手による指輪やペンダントは、若い女性に好評だ。「何でもやってみたくて」という好奇心、積極性が、競技者以外の顔を持つことにつながった。

 スノーボードを始めたのもおう盛な好奇心からだった。スキーのインストラクターをしていた姉から「興味があるならやってみれば」と、お古のボードを譲り受けた。20歳の時だったが「面白さにはまってしまった」。在学中だった関大を3年で休学し、米国、ニュージーランドなどへ渡り滑りまくった。この間、大会に意欲的に出場し、好成績を収めるうちにスポンサーもついた。大学を卒業して平凡なOLになるつもりが、ボードに乗り始めて2年、22歳で立派なプロボーダーになっていた。

 99年の全日本選手権を初出場で制して強化指定選手になった。押しも押されもせぬ日本のエースだが、「何でもやってみたい病」は相変わらずで、マウンテンバイク、登山に挑戦している。デザイナーとしても、スポンサー契約しているハリー・ハンセンの自分が着るウエアをデザインする話もある。「1日が24時間ではとても足りないんです」。屈託なく笑う三宅は、ソルトレークシティーのHPコースにどんな演技をデザインするのか。ジュエリーブランド名に込めた「幸せに」の思いが、メダルにつながるかもしれない。【浅見桂子】

◆三宅陽子(みやけ・ようこ)1973年(昭和48年)12月22日、奈良市生まれ。幼いころから家族でスキーを始め、20歳からスノーボードに熱中。99年には全日本選手権HPで優勝した。00年のW杯真駒内大会で同種目初優勝。昨季は12月のW杯ケベック大会で3位と表彰台に立った。169センチ、49キロ。家族は両親、姉2人、兄。血液型A。

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