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さまざまな少年犯罪がマスコミで取りざたされているけど、「今の若者は」と言ったらそれで終わりだと思うんですよ。少年犯罪が今特別増えたわけではなく、ニュースの取り上げた方が偏っていて、おれらの時もいろいろな事件があった。
暴走族の抗争はすさまじかったし、いつの時代も少年犯罪はあった。いつの時代も「今の若者は」と言われてきたし、いつの時代も政治は腐っていると言われていた気がするんだよね。
だけどね「今の若者」が駄目なら、今の大人だって駄目なんだよ。みんなが人のせいにしないで、自分の足元をしっかり見つめることができれば、そこから何かが始められると思うんだよ。
「若者が目標を失いがちって」、それは違うよ。絶対に輝きたい、頑張りたいと思っているの。ただ、自分で考えることがちょっと少なくなった。与えられたものに対してすごく力を発揮できる。しかし、何かを提示しなければできないというのが僕らの時代と変わってきた。それを打開するには好きなものを見つけること。見つかるまでいろんなものに手を出すべきだと思う。
僕は宮城の塩釜に生まれ、物心ついた時には家の都合で埼玉にいた。でも(仙台の)東北学院大に進んだおかげで、ハウンド・ドッグのメンバーと出会い、このバンドが生まれ多感な青春時代を過ごした。仙台が一番愛着がある町でありマイホームタウン。でも間違えて青学大に受かっていたらサザン・オールスターズのドラマーをやっていたかも(笑い)。
昔は東北のロックなんてばかにされていたんだよ。叙情派フォーク扱いされてさ。だから本物のロックが東北にあることをぶちかましたかった。ハウンド・ドッグというすごいバンドがあるんだってね。大学を卒業してから、3年は仙台を拠点にし、僕らが東京に行くのではなく、東京の関係者が僕らを見に来るというムーブメントを起こそうじゃないかって思っていましたよ。
でもしばらくは鳴かず飛ばず。収入も少なかったし、国分町なんて高くて行けなかったよ。500円で酒が飲めておなかいっぱいになる居酒屋に行ったり、アパートで酒を飲んでばかり。でも不安に思ったことはなかった。好きなことができたからね。
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