|
普通の人生を淡々と生きていても面白くない。常に目標を持っているほうが自分にも自信が持てると思うんだ。僕も世界一になったわけですから、これから挑戦する人たちにはアドバイスできると思う。自分に自信を持てるものを持つと僕の経験から言っても楽しい。そこまでたどり着くための努力ももちろん必要だけど。人生を楽しく過ごすためにも、とにかくそういうものを1つ若い人たちには探してもらいたいと思う。
本当は僕は野球でプロ選手になりたいと思っていたんだ。中学では野球部でエースとして頑張ってきていたしね。でも中学3年生のときに(レパード)玉熊さん(元WBA世界フライ級王者)の試合を見たんだ。そして辰吉さん(元WBA世界バンタム級王者)の姿を見て、あんなに悪でも世界の頂点に立てるんだ、と刺激を受けた。それでおれもやってみようかなと思ったのがボクシングを始めたきっかけだった。
チャンピオンとしてここまでこられたのはあとは運かな。僕って強運なんですよ。例えば柳(和竜)トレーナーと出会えたこと。所属していたジムがかわったこと。ライト級に1階級上げて、2階級制覇を成し遂げることができたのも、1年間休んでいたのにすぐに勝てたしね。すべての面で運が良かったと思っている。
今の時代、格闘技といえばK―1だとかいろいろあるけど、ボクシングは単純明快。パンチだけの競技でしょ。手で相手の攻撃をブロックして、手で相手を攻撃する。こぶししか使えないからね。でも一番の魅力は生で試合を見ることだね。僕の試合を見に来てくれれば、必ず僕のファンにさせる自信はありますよ。
|