正しい観戦法

仏組織委が管理

 フランス大会まで4カ月余り、初めてW杯の舞台を踏む日本代表の雄姿を見ることが、サッカーファンにとっての大きな楽しみだ。テレビ観戦ではなく、フランスでの観戦を考えているファンも多い。「チケットはどこで買えるの?」「ツアーはどうやって選べばいいの?」。日刊スポーツがお答えします。「正しい」W杯観戦の仕方。

 「日本の試合のチケットが欲しい」と思っても、残念ながら今、日本ではどこのチケット売り場に行っても手に入らない。W杯の入場券は、CFO(フランスW杯組織委員会)が管理。細かい規定を作って、世界中に配分される。

 簡単に買えないだけに、プラチナペーパーになる。インターネット上では、異常なほどの高額で取引されているともいわれる。今月16日には、FIFA(国際サッカー連盟)が「正規に販売されたチケット以外は無効」という異例の警告を出したほどだ。

 全64試合の入場券は約250万枚。65%はフランス国内で販売される。10%が指定代理店を通じて世界に向けて売り出される。これが、観戦ツアーのようにホテルや航空運賃がパックされて売られるのだ。

 さらに、各試合の入場券の16%は、対戦両国のサッカー協会に分配されるとしている。単純計算で出場国には8%の入場券が入ることになる。日本が出場する1次リーグ3試合の合計で約9000枚。もっとも、これについて日本協会は「FIFAから正式な連絡もなく、販売についても決まっていない。何も分からない状態」だという。

 もっとも、入場券が手に入らなくてもあきらめることはない。開催国や近隣の強豪国が絡まない1次リーグでは、スタンドが埋まることはほとんどない。スタジアム周辺には、だぶついたチケットを売る人も多い(FIFAは禁じているし、日本戦がそうなるとは限らないが)。日本にとって初体験のW杯。不確定な情報やうわさに惑わされ過ぎないことも大切かもしれない。

連載「夢、W杯」

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