今、ジャマイカでは

 ジャマイカサッカー界は今、プロリーグ創設の準備を進めている。現在行われている国内リーグは20年以上の歴史を持つが、ほとんどアマチュア。かつての宗主国、英国同様にプレミアリーグと呼ばれる。今季(97―98シーズン)までは14チームで行われているが、来季は二つ減らされて12、さらに99―2000シーズンは、10チームになり、プロリーグとして再スタートする見込みだ。

 ジャマイカ・サッカー協会でプレミアリーグの運営を担当するハワード・ベル氏(46)は「スポンサーの確保や観客動員の方法など、プロ化を目指すクラブを回って指導しているところです」と話した。Jリーグのように経営破たんを起こすクラブがないよう、慎重に準備が進められている。

 プレミアリーグの下にAリーグと呼ばれる下部リーグがあり、さらにパリッシュ(地区)リーグと呼ばれる3部リーグがある。入れ替えのシステムは厳しく、今季はプレミアの下位4チームが自動的にAに降格。Aからは上位2チームが昇格する。プレミアは日本と同様に、2ステージ制。それぞれの優勝チームに42万5000ジャマイカドル(約160万円)が贈られる。「クレイブン・A」という名のたばこを売る会社が、スポンサーになっている。

 「リーグ戦の試合の質を上げるためにも、プロ化を進めていきたい。私も含め、サッカー関係者全員の夢ですから」。元ジャマイカ代表主将のベル氏は、力を込めた。

連載「夢、W杯」

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