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日本からは年間2万〜3万人の旅行者がジャマイカを訪れ、ジャマイカからはブルーマウンテン・コーヒーやラム酒が日本に輸出される。過去の両国の関係だ。しかし、ともに初出場となるW杯をきっかけに、これが変わろうとしている。 ジャマイカ駐在の松本俊(たかし)日本大使(59)は「首都のキングストンと日本との間に、姉妹都市の関係をつくりたい。両国間でサッカーの交流もできればいい」と話した。偶然とはいえ、W杯1次リーグで同組となったことで、注目し合う存在になった。経済的な関係だけでなく、国民同士が触れ合う機会を持つためにも、サッカーは有効な手段だ。 姉妹都市の有力候補は神戸。ジャマイカに進出しているUCCコーヒーの本社は、神戸にある。山間部と海岸線が近く、美しい風景も共通している。Jリーグの神戸と、キングストンを本拠とするプレミアリーグのチームの合同キャンプなどができれば理想的。ファンや市民を巻き込んでの交流へと夢は広がる。 これまで、日本でもジャマイカといえばレゲエ音楽ぐらいしか知られていなかった。しかし、日本のメディアにも「ジャマイカ」という名が、連日報道されるようになった。交流を深めていくチャンスだ。 今、ジャマイカでは、サッカーが外国向けの看板商品になろうとしている。松本大使は「日本からの新婚旅行客が、サッカーも見に来てくれれば」と話す。「世界の言葉」サッカーを通して、両国の関係は新しい時代を迎えようとしている。 |
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