NHKもモ|ド切り替え
ダイナスティ杯からフランスへ

 NHK(日本放送協会)が、長野五輪からW杯モードに切り替わった。1日のダイナスティ杯の中継で、解説者として前日本代表監督の加茂周氏(58)を起用。W杯予選期間中の昨年10月に解任された同氏の現場復帰は、NHKが6月のW杯へと本腰を入れ始めたことをアピールした。報道局スポーツ報道センターの山下博一プロデューサーは「加茂さんのサッカーへの考え方や、情熱は変わらない。われわれもW杯に向けて新しいスタートを切るため、いいタイミング」と話した。

 民放のテレビ東京は日本戦しか放送しないが、NHKはダイナスティ杯全6戦を生中継。「サッカーの衛星放送」をサポーターに訴え、フランスW杯に向けて視聴者を増やしていく方針だ。W杯では、全64試合を原則として生中継。開始時間が同じになる試合に限り、一方を録画で放送する。また、ハイビジョンでの中継も予定しており、ダイナスティ杯の放送態勢が、そのままW杯へのリハーサルとなった。

 日本が絡まない試合のハーフタイムでは、W杯1次リーグ対戦国のアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカの情報を挿入。さらに1日からは、衛星第1放送でW杯の情報番組もスタートさせた。毎週日曜日の午後7時から放送する。「サタデースポーツとサンデースポーツも合わせて、週末は集中的にW杯の情報を放送します」(山下プロデューサー)。ダイナスティ杯の開幕は、NHKに五輪からW杯放送へと転換する絶妙のタイミングを与えた。


目次 | W杯メーンページ
連載「夢、W杯」

[目次]