ダイナスティ杯からフランスへ

 日本代表を支える「12番目の選手」。それが、サポーターだ。昨年11月のW杯最終予選から4カ月ぶりの国内での日本代表の試合。ダイナスティ杯は、待ちに待った試合でもある。サポーターもまた、W杯に向けて今大会から燃える。

 ここ数年、間違いなくサポーターには「革命」が起きている。かつては、バラバラに応援するだけだったスタンドが、一つになってチームに声援を送る。昨年のアジア第3代表決定戦では、実に2万人近い日本人がマレーシアに渡った。これは、社会現象だ。

 ここ数年で爆発的に愛好者が増えたインターネットも、サポーターが一体感を持って応援するのに役立っている。昨年のアジア1次予選から始まった青いビニール袋を持っての応援は、インターネットを通じて広まった。呼びかけたのは、東京に住む普通のサラリーマン。今大会も「横浜大作戦」と題して、代表ユニホームや青いシャツを着て、青いマフラーを巻き、ビニール袋と日の丸を持参することを提唱している。フランスに乗り込むことを考えているサポーターにとっては、この大会はかっこうの「腕試し」になる。

 日本代表サポーターとして有名になった「ウルトラス」の植田朝日氏(26)も、W杯に向けて勢いをつけたいと考えている。「日本の応援の素晴らしさをフランスでも伝えたい」。この日も青いスタンドで声をからしたサポーターたちは、日本代表をサポートし続ける。 〈サッカー取材班〉


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連載「夢、W杯」

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