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チ ケ ッ ト の 適 正 配 分 を |
前フランス代表監督で、FIFA(国際サッカー連盟)技術委員のジェラール・ウリエ氏(50)は、地元 開催のW杯を前に、不安な点を一つだけ挙げた。「入場券がうまく配分されていないようだ。あまりにも多く のエージェントにチケットが流れ過ぎるために、一般のファンには手に入りづらくなっている」。入場券の6 5%はフランス国内で販売され、残りの35%がFIFAと世界の八つのツアーオペレーターに配られる。そ のツアーオペレーターから、さらに約8万の旅行代理店に分配される。 日本の代理店関係者の間では、不安の声が高まっている。「W杯ツアーを開催する代理店は多いですけど、その半数は、チケットが手に入らないのでは」。入場券を入手できなかった代理店は、フランス国内に配分されたものを買うことになる。ダフ屋を通せば、高額になり、利益が減る。それでもチケットが手に入らなければ、ツアー自体を中止にせざるを得なくなる。業者にとってもファンにとっても、入場券を入手するまでは、不安だ。 ウリエ氏は「チケットの販売権があるエージェントを減らすべきだった。でも、W杯組織委員会は、すべての要求にこたえようとしている」と話した。すでにEU(欧州連合)の独占禁止に関する監視機関の要請により、国内の残り入場券を海外に向けて分配することを決めている。フランスW杯の成功のカギは、入場券を適正に配分できるかにかかっているようだ。 【サッカー取材班】
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