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前線基地は今 エクスレバン

 日本代表の岡田監督がエクスレバンで泊まるホテルの個室は、作戦ルームに願ってもない。四つ星にランクされ、市内でも有数の高級ホテル。同市から80キロのアルベールビルで、五輪が開催された1992年にオープンした。全102室のうち、岡田監督が泊まるのは最上階に10室あるスイートルームの一つ。1泊すると20万円以上かかる。選手が泊まるツインルームは40平方メートル。その3倍近い110平方メートルある。

 1LDKで、ベッドルームに、ソファが三つ置かれたリビングルームがある。そこが代表スタッフのミーティングに格好の場所となる。ホテルのフロア責任者クリスティアンヌ・フリッチさんは、「特注で電気湯沸かし器に、日本茶のティーバッグも用意します」。ソフト面からもサポートする。

 外国のホテルはトイレとふろが同じ部屋にあるのが普通。その点でもこのホテルは日本風の別室と利用しやすい。食事は日本代表の栄養アドバイザーとホテルのコック長が、既に打ち合わせ済み。「日仏混合料理を出します」とフリッチさんは話す。

 2階には、ホテルお勧めのマッサージルームがある。アユベティック式マッサージと呼ばれるもので、ヒマラヤ地方秘伝の12種類のオイルを使用。スリランカからやってきたマッサージ師が足の先から頭の先までもみほぐす。1時間で380フラン(約8000円)だが、「疲労回復には抜群」という。

 ホテルの隣にはカジノがあり、なんと正午にオープンする。ホテルから車で7分のところにはゴルフ場もある。さらに市の境にあるフランス最大の湖ブルジェ湖では、釣りにボードセーリングなどが楽しめる。さすがにお色気はないが、誘惑はいっぱい。ただし、決戦を控える日本代表にとっては、つらい我慢の時となりそうだ。

【大崎公一郎】

(写真=岡ちゃんの泊まるスイートルームは1LDKで超豪華だ)

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連載「夢、W杯」

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