前線基地は今 エクスレバン

 エクスレバン市のアンドレ・グロジャン市長(72)に、日本代表の受け入れについて聞いた。市長は1969〜86年、95〜2001年まで務める大ベテラン。午前5時に起き、市内を巡回し、清掃をしてから庁舎に出勤する早起き市長だ。

 ―市民はみな日本人に温かいですね
 市長 外国人に対しては昔からそうです。温泉保養地として栄えてきたので、欧州各国から毎年観光客が大勢訪れます。親切にしないと、次の年から来てくれませんからね(笑い)。ですから、外国人が来ると私も楽しいです。

 ―日本人に対する印象はいかがですか
 市長 昨年12月以降、オグラ(日本サッカー協会・小倉専務理事)さんら多くの日本人に会いましたが、いつもにこやかで、非常に礼儀正しいですね。練習場の確保などチームといろいろコンタクトしましたが、実にスムーズにいきました。日本だからでしょう。

 ―今月下旬に来日する目的は何ですか
 市長 日本の観光地と姉妹都市提携を結ぶためですが、日本サッカー協会も訪問します。フランス滞在中に日本代表を全面サポートすることを約束します。

 ―日本代表が滞在中、どんなサポートを
 市長 今、日本チームと練習試合をするサッカーチームを探しています。できれば強いチームがいいのですが……。

 ―今後、日本との関係はどうなりますか
 市長 昔は日本を知りませんでしたが、日本人の奥深さ、日本の歴史を知り、以前よりももっと知りたい気持ちです。来月には日本へ交換留学生が行きます。サッカーのサポーターとともに、これからエクスレバンと日本の関係が近くなればいいですね。

 ―日本とフランスが対戦したら
 市長 もちろん、フランスに勝ってほしいですよ。でも、日本にも決勝トーナメントに進出してほしいですね。決勝でフランスと日本が対戦したら最高です。

【大崎公一郎】

(写真=「日本には勝ってほしい」と言うアンドレ・グロジャン市長)

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連載「夢、W杯」

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