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小 村 と 松 江 市 民 が 秘 密 の 約 束 |
島根県松江市の人々は、7日の日本代表発表が待ち遠しい。地元が生んだ小村徳男(28、横浜M・DF)が選出される可能性が高いからだ。待ち切れない一部の市民は、フランスへのチケットも予約済みだ。後援会会長の松浦嘉昭さん(56)は「島根県初めてのサッカー代表選手が、W杯のグラウンドに立つのを応援できるなんて幸せなことです」。同会長は小村がW杯に出場すれば、生まれ育った松江市に「名誉市民」の表彰を要請する予定だ。 地元での小村フィーバーは想像以上だ。今年3月には「第1回小村杯フットサル大会」が開催された。松江市を中心に22チームが参加して熱い戦いを繰り広げた。「小村」を冠にした大会を開くほど熱くなっている。 FM山陰では一昨年の5月から小村を応援する番組「レッツ・ゲット・マリノス」(毎週金曜日、午前10時5分から5分間)をスタートさせた。小村の電話インタビューなどを中心に紹介し、広く島根県民のニーズにもこたえている。同局では代表発表を待って、特別番組も企画している。 小村も地元のサッカーの発展に役立とうと、毎年サッカーボール50個と練習で使うコーンなどを、島根県サッカー協会などに寄付している。「高校(松江南)まで地元に育ててもらった。最低限の恩返しをしているだけ。でも最高の恩返しはフランスのピッチに立つこと」と話した。 約束事が一つある。小村と松浦後援会会長が交わしているものだ。「恥ずかしくて言えない」(小村)。「小村選手に聞いてくれ」(松浦会長)。お互いに内容は明かさない。守備的な戦術が予想される本大会では、セットプレーからの得点が日本のポイントになる。ヘディングが強い小村にも得点チャンスは十分にある。「得点した後にあるポーズを地元のためにするとだけ言いましょう」と小村。その約束事は、W杯の小村のゴールとともに明らかになる。 【サッカー取材班】
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