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パラグアイ ■1次リーグB組          ■南米代表         ■2大会連続6度目
■FIFA世界ランク18位 (5月15日発表)   ■最高成績 16強

パラグアイ代表予想スタメン


強力FWサンタクルス、カルドソ

<戦力>
 GK、DF、MF陣は、98年フランス大会のメンバーがほとんどそのまま残っている。新戦力で活躍が期待されるのはFWサンタクルス。99年ワールドユースで注目され、名門バイエルンに移籍したスター候補。GKを除くと平均身長178センチという小型チームの中で189センチの大型FWは高さに絶対の自信を持つ。スピード、技術と総合力も高い。コンビを組むのはベテランのカルドソ。元メキシコリーグ得点王でキープ力に優れ、決定力も抜群だ。

 MF陣には創造力あふれるプレーヤーはいないが、豊富な運動量でプレスをかけて休みなく走り回る。奪ったら、すぐ前線に放り込む。速攻の切れ味は鋭い。またMFパレデスは南米らしい足技、ドリブルが得意で、中盤にアクセントをつけている。

 守備には、キャプテンで精神的支柱のGKチラベルトが控える。FKも得意。W杯初のGKによる得点を狙っている。DF陣では、右からアルセ、アジャラ、ガマラ、カニサと並ぶ4バックは鉄壁で、南米予選でも最強アルゼンチンの攻撃を防ぎ切った。4年前とメンバーが変わらずコンビネーションも抜群だ。

 不安はチラベルトがいるといないでは、まったく別のチームになってしまうこと。チラベルトが欠場したW杯予選最後の2試合は完敗。そのチラベルト抜きで1次リーグ初戦を迎えることになる。またDF陣の層が薄く、けが人が出た場合のバックアップが確立されていない。

◆パラグアイ代表メンバー◆
【監督】チェザレ・マルディーニ(70)
位置 背番 選手名 年齢 身長・体重 所属
GK チラベルト (36) 194・89 ストラスブール
12 ビジャル (24) 179・80 リベルタ  
22 タバレジ (31) 182・79 オリンピア  
DF アルセ (31) 178・77 パルメイラス
サラビア (26) 181・80 リバープレート
ガマラ (31) 179・85 AEKアテネ
アジャラ (31) 177・74 リバープレート
17 フランコ (29) 184・80 オリンピア  
18 カセレス (22) 181・77 セロ・ポルテーニョ  
19 サナブリア (25) 183・80 リベルタ  
21 カニサ (27) 174・70 サントス・ラグナ
MF ストルウェイ (33) 176・75 リベルタ  
アルバレンガ (31) 170・70 レオン
10 アクーニャ (30) 178・75 サラゴサ 西
13 パレデス (25) 180・77 FCポルト
14 ガビラン (22) 172・67 テコス
15 ボネット (24) 176・75 リベルタ  
16 モリニゴ (25) 178・75 リベルタ  
FW バエス (28) 181・81 オリンピア  
サンタクルス (20) 189・80 バイエルン
11 カンポス (31) 175・66 ウニベルシダ・
カトリカ
20 カルドソ (31) 173・78 トルーカ
23 クエバス (22) 172・63 リバープレート
※仏はフランス、アはアルゼンチン、ギはギリシャ
   チはチリ、メはメキシコ、西はスペイン
   ポはポルトガル、独はドイツ
◆パラグアイW杯成績◆
成績 成績
30 1次L敗退 70 予選敗退
34 不参加 74
38 78
50 1次L敗退 82
54 予選敗退 86 ベスト16
58 1次L敗退 90 予選敗退
62 予選敗退 94
66 98 ベスト16
4勝6分5敗  2大会連続6度目

パラグアイ国紹介
パラグアイ地図  ◆国名 パラグアイ共和国。鳥の飾り物をした帽子パラグアが国名になったとの説がある。
 ◆面積 40万6752平方キロメートル。日本の約1・1倍。南米大陸の中央部にあり、南米の心臓と言われる。
 ◆人口・首都 人口535万人。首都はアスンシオンで54万人。
 ◆主要民族 国民の97%が原住民グアラニ族とスペイン人との混血。
 ◆主要民族 91%がスロベニア人。
 ◆おもな都市 エンカルナシオン、シウダデルエステなど。
 ◆気候 亜熱帯性で、年間平均気温は20〜24度。
 ◆通貨単位とレート 1グアラニ=0・03円。
 ◆時差 日本より13時間遅れ。サマータイム時は12時間遅れ。
 ◆公用語 スペイン語、グアラニ語。
 ◆食 ヤマイモのデンプンをこねて焼いたパンのチバ、ジェルバ・マテの木の葉を砕いて乾燥しお茶にしたマテ茶が国民的飲み物として知られる。
 ◆旅行 南半球の冬にあたる5〜8月が最適。トイレ、シャワー共用の安宿なら10ドル(約1300円)前後で泊まれる。
   ◇



































86年にロメロ擁し16強

【パラグアイサッカーの歴史】
 これまで、南米ビッグ3といえば、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイと言われてきた。パラグアイはこの3国に続く存在で、世界的な知名度もそれほど高くはなかった。1962〜82年まで6大会連続でW杯は予選落ち。人口はわずか500万人余り。東京都の半分以下で選手層が薄い。過去のW杯でも、好成績を残しているのは世界的なスターがいるときだけの一瞬に限られる。数少ない世界的スターといえば、86年メキシコ大会でベスト16進出に尽力したMFロメロ。そして現在のGKチラベルトだ。

 国は貧しい。99年の南米選手権の自国開催前、GKチラベルトが「そんな金があるなら貧しい国民の教育に向けるべき」と大会出場をボイコットした。国内の1部リーグは11チーム。経済情勢が安定しておらず、トッププレーヤーでも年収800万円程度という。

 サッカーの特徴は、堅守速攻。これは、南米の内陸国で、常に隣国から侵略の危機にさらされながらはね返してきた歴史を反映している。ゴール前を固め、粘り強い精神力と強固な肉体を前面に出して戦う。優勝候補アルゼンチンが南米予選で唯一勝てなかった(2分け)のがパラグアイだ。


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